★4 | タイトルバックとラストショットに集約されているとおり円・水が主要モチーフであろう。円満であること、水のように流れが滞らないこと。水槽に混入される異物が象徴するように人間関係の拗れが彼女にとっての「終末」だ。DVだが光の扱いに工夫が見られるし、盆栽屋の特殊な構造を人物の移動でさりげなく分からせるのが良い。「映画を撮る」という意識を持って撮っている。脱力感のある会話はジャームッシュ的。 (赤い戦車) | [投票] |
★2 | 「男と女の友情」だなんていう壮大なるテーマを掲げているようでいて、やはり色恋沙汰抜きにゃダメなのか・・と溜息。構成上特異な位置づけにあるはずのバイセクシャルな男もまったく活かせず、本作のだらしなさに苛立ってくる。 (sawa:38) | [投票] |
★2 | わがままし放題の女と、何かするのをほっとけない男という、ちっとも魅力的に見えない主役の二人。お互いがお互いを不幸にしているのに気付かない永遠のスパイラル。それにしてもこの妙な間をなんとかして。 (みか) | [投票] |
★2 | ヤドガリのようでいて人生をさすらう女の子の世界に少しずれがあるためか、あまり心情的に入り込めないままドラマが延々と続いていく。 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 「せかいのおわり」はわからなかったが、小さな「せかいのはじまり」が垣間見えたような気がする。ライティングでもう少し中村麻美をきれいに写せればよかったと思うのだが。。。。。 (ちゅんちゅん) | [投票] |