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[コメント] 白痴(1951/日)
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★4文学・演劇、ときどき映画。 [review] (ぱーこ)[投票]
★3実を云うと、黒澤版を見る前に、原作を読んだ。それは、純粋に、この映画を見るために読んだのだ。どれだけ物語が削除されているのかを知りたかったし、原節子森雅之三船敏郎の換骨奪胎ぶりを楽しみたかったのだ。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4小津安二郎原節子しか見たことがなかった不明を恥じました。原節子の美しさを鑑賞するだけで、十分に映画として機能していると私は思う。 (もがみがわ)[投票]
★2フィルムを切られた不運より、この地に足のつかぬ大芝居の小っ恥かしさを4時間見せられずに済んだ幸運を味わいつつ観た。胡散臭い白痴が照射する汚濁は好演する原節子から一応は透けてきそうな気がするが凡庸で退屈な木偶の坊三船が帳消す。 (けにろん)[投票(1)]
★4清心と欲望の境界が消え、思いやりと疑心がせめぎ合う。森の目はブラックホールのように三船の嫉妬を飲み込み、「睨み」と「そらし」が交錯する原と久我の対峙は文字通り(ストーブの)炎となって炸裂する。人の業が発散するエネルギーを「目」に凝縮させる力技。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4森雅之の造形はいつもながら見事。本当に子ネズミ(ムイシュキンの意)のようだ。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』との重要な類似点がひとつ。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3上映時間に見合わない内容。55/100 (たろ)[投票]
★3ツンデレ・・・・。これに尽きます。黒澤史上、いや、ややもすると日本映画史上最大のツンデレ映画なのかもしれん。ツンデレ視点で見直すとまた違った楽しみを発見できるかも。 [review] (氷野晴郎)[投票]
★3終始呆けたような顔をした亀田が「僕…僕…」と呟く周囲で人々がドタバタしているという、根本の所ではどこか没交渉なドラマの構図がやはり退屈ではある。だがそれは、然るべき感情の流れが描かれてあった筈の場面が切られたせいかも知れない。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★4信じられない・・・コメント途中ですが書かずにおれませんでした。 [review] (草月)[投票(1)]
★4黒澤作品としては地味で娯楽性の欠片もない1本だけど、やっぱり力が漲っていて心を揺さぶられます。 [review] (づん)[投票(3)]
★3ナレーションや文章で背景を説明される映画なんて「作品」と言えるのかな。素晴らしきは原作でありこの映画ではないような気もする。果たして白痴は自分を白痴と認識できるのか。謎ではある。 (IN4MATION)[投票]
★3森雅之があごに手を当てるしぐさがちょっとカワイイ (モノリス砥石)[投票]
★3ストーリーはさておき、原節子が美しく、三船敏郎久我美子と共に好演。ただ、森雅之はミスキャスト。 (檸檬)[投票]
★3純粋ゆえに白痴にさえ見える森雅之の繊細な演技、三船敏郎の粗野でワイルドな演技、久我美子の気の強い令嬢振りなど、好演だが似合ってて当然といえば当然な配役で面白味は少ないし、三船は存在感薄い。むしろ原節子が、少々おかしい位に勝気でプライドが高くて、西洋風な女性を演じていて出色。もっと、こーゆー役柄を演じてる姿を見たいなぁ。東山千栄子も嫌いだが、上手い。['06.7.21DVD] (直人)[投票]
★3惚れた腫れたでよくもまあこれだけ格式高い作品が作れたものだと感心してしまう。特に面白い仕掛けがあるわけでなく延々と演劇仕立てなやり取りが続くので、それなりに興味を持って見ないと寝てしまうかも。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★4こんな支離滅裂な形でしか残存していないことを心から嘆く。もし”完全版”が現存したとしたら、きっと世界史に残るような大傑作だったに違いない・・・と勝手に想像している。黒澤渾身の演出の数々。 [review] (緑雨)[投票(5)]
★2濃縮され過ぎた表現主義系の演技と映像とが、力みすぎて漏れてしまった屁のようで、笑いをも招きかねない。060313 [review] (しど)[投票(3)]
★5ズタボロになったストーリー部分には敢えて目を瞑るなら…やっぱり傑作です! [review] (甘崎庵)[投票(4)]
★314から囲うなんて『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』じゃないか。3.5点。 [review] (ころ阿弥)[投票(2)]
★3やはり、カットされているのですね・・・。完全版は存在するのでしょうか? (RED DANCER)[投票]
★3力みかえりも芸のうち。手を浸すと染みそうなくらいの北海道の闇の濃さに感心したので、多少点が甘くなった。 (ジェリー)[投票]
★3文学と映画、そして現実の世界 [review] (スパルタのキツネ)[投票(2)]
★4黒澤は松竹に「カットするならフィルムを縦に切れ!」と怒ったというが、確かに映画的には完成されていないかも知れない。なのに見ているだけで気圧されそうな凄まじい迫力。『七人の侍』より強力な映画なのでは、と妄想しそうになる。森雅之、素晴らしい。 (ツベルクリン)[投票]
★1古くて見れない (seijuro)[投票]
★4凍りついた心にも温かい心にも平等に雪は降り注ぐ。 [review] (モモ★ラッチ)[投票(4)]
★2一時間以上もカットされた無残なこの作品に正当な評価を下すことは難しいが・・・黒澤だろうが三船だろうが面白いと思えないんだからしょうがない。 (マッツァ)[投票]
★5場外級の大ファール。3時間版でもイイから観てみたい。そうでないと正当な評価をすることが出来ない。 (タモリ)[投票(2)]
★5公開当時酷評されたのも当然。のちのサイケデリックにも通じるような奇妙な演出。少なくとも20年は進んでいた。一部、二部それぞれのラストは、降り積もる雪の様な人間の「恐怖」が「狂気」に変わる瞬間を捉えていて戦慄を覚えるほど。 (リーダー)[投票(4)]
★4どうして真面目に生きる人を馬鹿にするのかと悲しくなった。 (ゴメズ)[投票(1)]
★2気色の悪い映画。黒沢はドストエフスキーを愛し過ぎ。確かにこのロシアの作家はすばらしいが、この出来栄では趣味で作ったとしか思えないだろうな、金を出した松竹は。(追記:完全版が待たれる。) (takud-osaka)[投票(1)]
★4徹底的な上流社会風世界佳し! 黒澤は『天井桟敷の人々』を狙ったのか? (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★2こういうのこそ連続ドラマでやれば すばらしいのができたはずなのに (マツーラ)[投票]
★3確かに興行的には厳しい作品だとは思うし、巨匠病の初期症状も出ているとは思うが、その画面のパワーにワクワクしながら観たぞ。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(3)]
★3森雅之三船原節子はすばらしいんだけれど、あまりに教条主義的かつ説明的な語り口に、巨匠の悪い部分ばかりが露出していると思う。 (動物園のクマ)[投票]
★4原作はいかにも黒澤監督好み。完全版を観てみたい。 [review] (PINHOLE)[投票(2)]
★5短かすぎる。導入部の説明もくどいし、終盤のまとめ方も物足りない。これは5時間の大作にして再上映しなおすべきですよ。松竹映画は残されたフィルムを復活させ、デジタル処理を施して、この映画の再興に努めよ。 [review] (chokobo)[投票(7)]
★3古すぎてはっきり聞き取れないところが多かった。一生懸命聞くのに力を使い果たしてしまった。残念。 (YUKA)[投票]
★3観終わった後、説明不足と感じた点がいくつもあったが、「2時間45分は長過ぎる。もっと短くできるはず」とも思った。一方で原節子は、これまでに観たどの作品においてよりも美しかった。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu)[投票(3)]
★1僕もこれ黒澤の失敗作だと思います。登場人物がそれぞれ何を考えてるのか分かりませんでした。森雅之東山千栄子など役者はおもしろかったですが。 (kenichi)[投票]