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[コメント] 羅生門(1950/日)
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★3文芸的なあまりに文芸的な [review] (ぱーこ)[投票]
★2残念ながら正直どうでもいい退屈なファクトチェック映画だった。自我の生成もままならない赤子におんぶにだっこな結末には微かな希望さえ嘘くさい。盗人の大袈裟な笑い方・やたらなすっ転びぶりに呆れた。 (クワドラAS)[投票]
★4静的なお白州と動的な森の中の対比でたっぷり一本撮った感が好ましい。ただ比べて羅生門は意外と地味。二階も覗かせてほしかった。 [review] (寒山拾得)[投票(4)]
★4デジタル完全版にて再鑑賞。回想のバージョンが変わっても、キャラの全く変わらない(変えられない)三船敏郎との対比で、京マチ子森雅之のキャラクタが怪しく変容していく様が際立つ。 [review] (緑雨)[投票(3)]
★5京マチ子の妖艶。および芥川“問題”への黒澤的“解答”。あとは観る者がどう解釈するか、だね。 [review] (G31)[投票]
★4三船敏郎、当時30歳かぁと思うと貫禄がすごい。86/100 (たろ)[投票]
★4ただ型が新しいだけでは無く、宮川一夫京マチ子のコラボレーションにおいて表現される表情こそが複数の物語と観客の解釈を許容していた。 (t3b)[投票(2)]
★5不条理に終わらせず、それでもタイトルを「藪の中」から「羅生門」にしたところにクロサワのポリシーを感じる。何も期待せず観た方が良いです。 [review] (代参の男)[投票]
★4まあ、とにかくダメ人間ばかり。 [review] (HAL9000)[投票]
★4スクリーンから熱風が吹いてくる感じだ。あの三人がいる藪の中の、あの場所そのものが、物語としても、また歴史的映画の中の空間としても、どす黒く、暑く、禍々しく、途方もなく魅力的に思える。あの場所を陰から見ていた志村喬演ずる下人になり代わりたい。 [review] (ツベルクリン)[投票(2)]
★5脚本の徹頭徹尾なロジカル構成に対し、演出のパンフォーカス多用の人物配置は当意即妙で、パッションとエロスの発露に稀代の才能が2枚揃い、リリカルな瞬時の詩情をカメラは変幻に抽出する。真の天才的職人たちの奇跡のコラボレーションは最早伝説の領域。 (けにろん)[投票(3)]
★4どの人の話を面白いと思うかで大分見方が変わる。 [review] (neo_logic)[投票]
★5この展開を誰が想像しましたでしょう。芸術そのもの。雨、雨、雨。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★3原作より好き。天才的な演出力。 [review] (ExproZombiCreator)[投票(1)]
★5蛇足過ぎるラストを差し引いても映画史に残る傑作。 (赤い戦車)[投票]
★3道徳的な「通過」儀礼の場としての門、という一点で、芥川の『羅生門』から題名と共に門の象徴性を継承した事には納得がいく。世界の廃墟のような羅生門の造形。天罰のように激しく地を叩く豪雨。 [review] (煽尼采)[投票(3)]
★5鑑賞後の一言 「わかるよ、辛かったんだよね」 [review] (ぐ〜たらだんな)[投票(4)]
★3後に映画界で、羅生門的手法と呼ばれる事になる構成は革新的。でもね、セリフが聞き取りにくいんです。 (NAO)[投票]
★4森における光の操作をはじめとしてこれほど冴えた撮影を誇る映画がしかし最大級の面白さを獲得するに至っていないことに、構成そのものを主題とした映画の限界を見る。ラストは恒例のお説教タイムでげんなり。お前は何様だ? とも思うが、黒澤様なのだから聞き入るしかない。もはや作家の署名である。 [review] (3819695)[投票(9)]
★4話の内容はともかく半壊した羅生門のセットデザインと京マチ子の美しさに瞠目する。[Bunkamuraオーチャードホール (TIFF2008)] (Yasu)[投票(1)]
★1リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?』で『羅生門』を知り『バンテージ・ポイント』でこのジャンルの存在を知った。そして興味を持って『羅生門』をレンタルした。 とはいえやはり邦画という偏見は拭えないまま観賞。結果、残念ながらやはり一つ星だがアイデアだけは五つ星。 [review] (HILO)[投票]
★4三船敏郎のデタラメっぷりにドキドキした。 [review] (づん)[投票(4)]
★4素人が大それた事言うようですが・・・ [review] (sawa:38)[投票]
★3最初に「ものすごい映画」「あっと言う結末」等の映画評をさんざん聞かされて見たので、それを追体験しただけになってしまった。 (サイモン64)[投票(1)]
★5廃墟に降り注ぐ終末的豪雨。刃のように網膜に閃く太陽。暗い森に翻る女の衣の白さ。終戦五年目のエゴと獣性剥き出しの世相が平安期に転生する。日本最高のシュールレアリスム映画。 ()[投票(2)]
★5「毎日が羅生門!」→裁判所 (カレルレン)[投票(3)]
★3五感を刺激してくる画面には驚かされることしきりだが、最後の方は説教臭いし説明的すぎるしどうにも白ける。★3.5 (ドド)[投票]
★5ラストがいいんじゃないですか!ラストが!! [review] (れーじ)[投票(1)]
★4およそ13年振りに見たら、目が離せないくらいに引き付けられてビックリ。ストーリー自体はたいした事無いが、演出・脚本・撮影・キャストのテンションが実に高い。黒澤明は、この時点で間違いなく世界レベルの演出家であった事が分かる。キャストも皆、好演だが特筆すべきは、やはり京マチ子。この時、26歳ってんだから驚き。凄いなぁ。怖いなぁ。['06.6.10京都文化博物館] (直人)[投票(1)]
★4ガハハという豪快な笑い声が耳にこだまする。すっ転んでばかりで這いつくばった格闘戦・・・あちこちにスリ傷してそう。 (氷野晴郎)[投票]
★5年に1回必ず見たくなる。 (TOMIMORI)[投票(1)]
★5東洋と西洋が共鳴(シンクロナイズ)する交響曲      [review] (いくけん)[投票(10)]
★5スピード感も華麗さもない戦い。泥臭い人間模様を際ただせるリアルさ。ムカツク笑いの渦。でも、そのムカツク笑いがなければこの映画の存在感はなかったと思う。 (らーふる当番)[投票(2)]
★3志村喬千秋実が執拗に嘆くほど「人間の恐ろしさ」というものが描かれてるとは思えず、やたら深刻ぶった芝居が滑稽に見えてくる。撮影の素晴らしさには感嘆するが、この作品においては黒澤の真面目さが裏目に出たような気がする。 (太陽と戦慄)[投票(3)]
★4これを観て、これからの日本映画はもうだめだと思った。 [review] (きわ)[投票(5)]
★4勝手にその後を想像してみた→ [review] (ユキポン)[投票(1)]
★4役者の魅力が凄い。まず三船。肩の筋肉のつき方、髭。一般的に彼がどんな美的評価を受けているのか知らないがオレはイイと思った。そして森雅之。二重瞼。脇の志村、千明も味がある。流石歴史に残ってるな。彼らの出演作鑑賞はこれが初体験。もうハマってしまった自分がいる。 (24)[投票(1)]
★4京マチ子のきれいなこと、きれいなこと。三船ならずともむらむらくる。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★3この作品が示した技術と構造は素晴らしいのかもしれないが、ダイナミックな演出の前に繊細な感情の機微が打ち消されてしまっている。男女三人の関係性を描いている作品なだけに余計そう感じる。 [review] (グラント・リー・バッファロー)[投票(1)]
★4奉行所での端での千秋実の「ぽかーん」とした表情は本作の最大の見せ場。あの顔は、黒澤監督をして彼だけはいつも演技指導をする必要がないんだ、と言わしめた千秋さんならでは。その存在感は奉行所の奥行きをも感じさせる。 (スパルタのキツネ)[投票]
★4映画の中の聞き取りにくいセリフ一つ一つをここまで真剣に聞いたのは自分の中ではかなり珍しい。見終わるまで一つでも聞き逃したくないと思ったのは初めてかも。だけど評価は4。欲を言うならば・・・ [review] (ウェズレイ)[投票]
★4自尊心も過ぎればただの見栄となる。誰もが陥る甘い罠。 (よだか)[投票]
★4映像から、この時代の息吹、登場人物の荒々しい熱気が、直に伝わってくるような圧倒的なパワーがある。そしてそれぞれの視点から見えてくる違う真実。この手法は斬新で驚いた。これはミステリスピリットに満ちている。三船敏郎の直情系の男気と京マチ子の零れ出す妖しい魅力。ぞくぞくした。 (ことは)[投票(5)]
★4小説のテーマに真正面からぶつかって映像化してますね。すごいです。 (ヒロ天山)[投票]
★3斬新な表現方法が使われていたのだろう、ってことはなんとなくわかった。ただ見ている時から、「なぜこの映画が『羅生門』というタイトルなのだろう?」という疑問が頭から離れなくて、今一歩、集中しきれなかった。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
★3それぞれに格好をつけてみようとしても、本当のところ誰も自分を偽れないというお話。滑稽で無様な姿をさらすのがとどのつまりだ。志村喬だって例外じゃない、彼とて誰も見てない場所での後ろ暗い秘密を隠しているのかも…って、これは黒澤が逆立ちしても描くことのできない残酷な現実だが。 (水那岐)[投票]
★5撮られるはずのない太陽が撮られ、見たこともないような激しい雨が怒涛のごとく降り注ぐ。しかも驚くべきことに、その光や水は、年々その輝きを増していくのだ。黒澤明は天才か否か。いやそんなことよりまずこの映画そのものに精一杯の拍手を贈ろう! (ナム太郎)[投票(4)]
★5たった八人の登場人物でここまでの深淵な作品に仕上げるとは恐れ入りました。 (RED DANCER)[投票(2)]
★4終幕に向けて快走する速度にしても、最後の救済のシーンの清浄感にしてもキザといいたいくらい斬新だ。どろどろもったりした泥絵の具のような日本の芝居の模倣からスタートした日本映画が、派手なアクション抜きで自らのあく抜きに成功した最高の事例。 (ジェリー)[投票(1)]
★5最後がなければほぼ完璧。映画の中の映画。これをすぐさま認めたベネチアも偉かった。 [review] (tomcot)[投票]