[コメント] 生きものの記録(1955/日)
この作品の9年後に、キューブリックによって提示される核兵器競争の結末から三船は「逃げる」という選択をするのであるが、
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ラストの三船の「地球が燃えている」という言葉には、やっぱり逃げちゃだめなんだ、「闘え」というメッセージが込められているように思う。つまり、三船演じる老人は、乗り越えるべき存在として描かれているのではないか。
宇都宮徳馬の言葉「核兵器に殺されるよりも、核兵器に反対して殺されるほうを、私は選ぶ」が思い浮かぶ。
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