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[コメント] 生きものの記録(1955/日)

この作品の9年後に、キューブリックによって提示される核兵器競争の結末から三船は「逃げる」という選択をするのであるが、
ゲロッパ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ラストの三船の「地球が燃えている」という言葉には、やっぱり逃げちゃだめなんだ、「闘え」というメッセージが込められているように思う。つまり、三船演じる老人は、乗り越えるべき存在として描かれているのではないか。

宇都宮徳馬の言葉「核兵器に殺されるよりも、核兵器に反対して殺されるほうを、私は選ぶ」が思い浮かぶ。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ジャイアント白田[*] chokobo[*]

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