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[コメント] 寵姫ズムルン(1920/独)

ベテランパウル・ヴェゲナーが王を、 ルビッチが自らせむしの道化を演じてるが、どちらも余り印象を残さない。空間造型も他の作品ほど巧く行っておらず、短尺のわりに散漫な出来映えだ。異国情緒や、自由恋愛・女性解放を扱うテーマ性が当時は受けたようだが、そんなことはラング程度に任せておけば良い。
(★3 町田)

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