[コメント] SAYURI(2005/米)
ちょっと置屋や芸妓のことを知っていれば「?」と思う場面が随所にちりばめられていた。SAYURIが舞台で踊るところは『フラッシュダンス』入ってました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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初桃役のコン・リーはすごかった。他の俳優も良かったけど、ひとつ抜きん出てました。工藤夕貴はチャン・ツィイーを食ってしまいそうだったので、場面を大幅にカットされたそうです。舞妓姿がとても似合っていましたし、演技も良かったです。
ヘンだった所
・コン・リーは芸妓なのに、首の後ろのおしろいが舞妓の塗り方になっている場面があった。
・神社でさゆりがお祈りする時に、鈴の音がシャンシャンでなく鐘のゴーンという音になっていた。(笑)
・工藤夕貴以外の髪型が・・。この映画、舞妓、芸妓の髪型と化粧を正式なものにすれば、十分に日本人でも干渉に耐えうる作品だと思うんだけど、きっと工藤夕貴以外は日本髪が似合わなかったのでしょう。
・英語ではMAIKOと言ってるのに、舞妓でなく半玉と訳されていた。(訳:戸田奈津子)東京の人に配慮したのか、下の関係性が映画内ではっきりしてなかったから、芸者の半分の玉代(京都ではお花代)をもらうというニュアンスが含まれる半玉を採用したのか・・。
東京 半玉→芸者
京都 舞妓→芸妓
・おしろいが場面によって薄すぎる。
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