[コメント] リリアン・ギッシュの肖像(1983/英)
ジャンヌ・モローによるリリアン・ギッシュへのインタビュー映画だが、ギッシュによるD・W・グリフィスの回想が主体なので、結果としてグリフィスについての映画だったという印象が強い。ただし話の端々から彼女の聡明さや物事に対するしっかりした考え方がよく伝わってくる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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グリフィスから離れた後の映画については『ホワイト・シスター』、『ラ・ボエーム』、『風』ぐらいしか語られない。例えば『狩人の夜』や『ウエディング』の話なんかも出るかと思っていたのだが。
ラストの問答がふるっている。子供が一人いたなら何を与えたいか?という質問に「好奇心」。「孤独」については「残された唯一の贅沢」
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