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[コメント] ミュンヘン(2005/米)
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★4原作の標的は11人の方がやっぱりディティールが詳しい。できれば原作を読んで欲しい。(2023/08/25/KOBCL) [review] (USIU)[投票]
★4同胞の悲劇への復讐。一義的には正義だろう。だが、本当に正しいのかと考えさせられるに重苦しさ充分。これぞ映画的というか、テーマ・オブ芸術のよう。 [review] (G31)[投票]
★4不条理極まりない。88/100 [review] (たろ)[投票]
★5この題材をこの規模でこの方向性で成立させる監督は彼しかいない。 [review] (t3b)[投票(1)]
★3やられたらやり返す。それが痛快なのはTVドラマの世界だけでいい。実際はただただ虚しく愚かなだけで何も残らない。スピルバーグの演出は快調だが、この人はちょっと殺人行為を楽しみすぎでは...。 (Ryu-Zen)[投票]
★2「殺しという行為は、とやかく言う以前に、つまるところ肉体の損壊なんです」と割り切った上で、「ほら、ここをこうやって壊すとびっくりでしょ」と宣うアルトラ放出の病的なキレと、空中分解する説教のいびつなギャップ。制度化された永遠の殺し合いは、告発の対象ではなく、確かにおいしい題材であるだろう。端的に、延々と殺しまくれるからだ。「怒り」よりも、「趣味嗜好」。血に酔うにはシリアス題材選択の動機が不純過ぎる。 [review] (DSCH)[投票(2)]
★4政治テーマの描き方は温いかもしれんがこれはべらぼうに面白い映画。最上級の冒険小説のように、一度観始めたら最後まで止まらない吸引力を持つ。題材が何であれ楽しめるように作っちゃうのがこの監督の長所であり、また短所でもあるよね。ただし終盤のセックスシーンだけダサすぎるのでマイナス1点。 (赤い戦車)[投票]
★5「復讐と報復」というテーマよりも、場面を変え国を変え、新たなターゲット新たな登場人物、その美しく展開する映画的興奮の味わえる前半部に感動を覚えた。 (週一本)[投票]
★5ユダヤだアラブだなんて日本人の私には正直どうでもいい。結局の所・・・ [review] (Soul Driver)[投票]
★4スタイリッシュで、醒めていて、でも人間味があって、しかし情に流されすぎない。芸術映画であって、娯楽映画である。この絶妙なバランスの上で 民族問題が冷静に語られる。スピルバーグ、ブラボー。 (SUM)[投票]
★4復讐の連鎖は、今となっては「どちらが先」でもない。そして、ただただ死体の「数」だけが増えていく・・・。 (NAO)[投票]
★5あの女と猫の使い方をみて改めてスピルバーグという人間は鬼だと思った (ハシヤ)[投票]
★3冴えるショットは自重気味? いっそ「秘密戦隊ゴリンジャー」とかだったら、どんなに面白いスパイアクションを撮っただろうか…。テーマの重さが正直恨めしい気も。本作をとりあげる上で監督の態度の正直さはまぎれもないんだが。 [review] (おーい粗茶)[投票(8)]
★3緊張感のあるシーンが沢山あると思う。ホテルの女にまつわる顛末や情報屋ルイ−マチュー・アマルリックのキャラ造型も印象深い。しかしラスト近くのセックスシーンのクロスカッティングは一体なんなんだろう。観客に隠喩を押し付けても構わない。しかし画面として品が無いことこの上ない。『A.I.』のジャンクフェアを思い出した。 (ゑぎ)[投票(4)]
★4セイヤクの中で作られた物語。 [review] (たかひこ)[投票(2)]
★4日本人として、どのように対応してよいものか大変悩ませる作品だった。感動よりは衝撃が強い印象だった。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★370年代以前の映画とそれ以降の映画を比べると、一番の違いはスピード感だと思います。エピソードの密度は増し、集中力は維持し易くなったと思いますが、内省や情景描写は減りました。この変化を主導したのはスティーブン・スピルバーグだと思います。それが何故… [review] (カレルレン)[投票]
★3これは神の怒りなのか!?いやそうは思えない。では誰の怒りなのか? [review] (CRIMSON)[投票]
★3一方的な感情が強く感じられ、日本人の自分には少々馴染めない部分があった。しかし、スピルバーグの演出はサスガと言いたくなるものでもある。 (あちこ)[投票]
★5答のない問いに対して、現時点でヒトが示すことのできる精一杯の答えだと思う。余計な修辞を排した語り口がかえって雄弁ということがある。 (TM)[投票(1)]
★3主人公はそれなりに任務を楽しんでと言うか、自分の仕事としてこなしている感じで、人を殺すことに対する葛藤とか苦悩とか言うものは映像からはあまり感じられない。 [review] (わっこ)[投票(3)]
★5新聞記事からは決して読み取れないテロリストの姿 [review] (パグのしっぽ)[投票]
★4日本人には理解不可能な悲しい世界 [review] (hideaki)[投票]
★3不思議と「ゴッドファーザー」って凄い映画だなとあらためて思わせた映画。 (らーふる当番)[投票]
★5「父であること」と「戦うこと」は切り離せない。しかし一体何と戦うのか?9.11以降、それはもはや明瞭ではない。現実に決然と「否」を突きつけスピルバーグは孤独な戦いを挑む。 [review] ()[投票(1)]
★5ヤサ男が報復の旅を通して一人前の父親として成長していく叙事詩みたいなもん。スピルバーグの冷めた描写は本作で一つの到達点を迎えた。これまでの「どうだい?凄いだろ?」みたいな押し付けがましさが無くスッキリ観られる。抑揚の無い、どちらかと言えば地味な演出が却って効果的だった。 (SODOM)[投票(2)]
★3ラストのテロップが意味深だが、内面の葛藤に余りにも時間を割きすぎて後半はかなり失速した感じ。やはり尺が長すぎる。思い切って切ることも編集の仕事じゃないか? (IN4MATION)[投票]
★3映画としての完成度は極めて高く、非常に面白い。太鼓判押します。ただ、「面白い」って素直に言えないんだよなぁ… [review] (牛乳瓶)[投票(3)]
★4これが実際にあった話だというから恐ろしい・・・・・。 (TM(H19.1加入))[投票]
★3あっちこっち移動する為、ロケーションは変化に富んでて飽きない。だが残念ながらそれ位しかいいとこない。“イスラエル人の愛国心なるものの行方”みたいなものを血ドバな爆破や銃撃の見せ場を盛り込んで模索しているが、どっちも中途半端で噛み合わせも今一。電話で子供の声を聞き潤むシーンには「ええっ?もう泣くの?」みたいな。 (クワドラAS)[投票]
★4いつの頃からか、スピルバーグ=カミンスキーの映像の質感が心地好く感じられるようになった。ヨーロッパの都市ってきれいですね。手垢にまみれたエピソードを積み重ねられても、面白く見られるのはそのためだろうな。 [review] (ハム)[投票(1)]
★3次々回作の題材に興味津々。 [review] (sawa:38)[投票]
★570年代、深作欣二は『仁義なき戦い』でヤクザ世界を政治と国際情勢の暗喩として描き、サム・ペキンパーは『戦争のはらわた』で第二次世界大戦を通してその実ベトナム戦争を描いたが、スピルバーグは別のアプローチとして、個人レベルの殺人行為そのものを描くことによって、戦争の本質を暴くという試みである。 [review] (ジョー・チップ)[投票(1)]
★3報復の連鎖はとめどなく続く・・・観終わって無力感と嫌悪感だけが残った・・・ (RED DANCER)[投票]
★3あえて「超大作」にしなかった見識。浪々と語られ、ひな壇に祭り上げられるのとは別の相貌をもつ見えにくいナショナリズムを、手持ちキャメラのようなショットで、細かく丹念に拾って表現した映画だ。これをメジャーが配給したのだ。何かが映画史に起こっている気がする。 (ジェリー)[投票(1)]
★2さあ、そろそろ間が持たなくなってきたから爆発でもさせるか・・・せめてアクション映画として最低限の質は確保しよう。 (_)[投票]
★5スピルバーグ作品の中で初めて面白いと思えた。だって、宇宙人でも、ロボットでも、恐竜でもなく、人を描いてるから。 (MM)[投票]
★3なんでバーンスタイン?と思ったので調べてみたら、バーンスタインはロシア系のユダヤ人のようである。 (TOMIMORI)[投票]
★4シンドラー』の時代とは違い明快な答を出せない題材を選択したスピルバーグの立ち位置が物語的には苦しい。テロルの連鎖を断ち切る答は無く詠嘆的に鎮魂するしかない…というのは在り来たりと思う。随所の唸らされる表現とクールさには瞠目した。 (けにろん)[投票(5)]
★5テーマは重いが、さすがに映画作りがうまいスピルバーグだけあって、そんじょそこらのスパイ・サスペンスをはるかに凌駕する、緊張感みなぎる迫真の出来。特にカメラワークが抜群に良く、光と陰の使い方も非常に印象的というか、映画の内容とうまくかみあい、このカメラワークがあってこそのテーマの扱いという感じがする。 [review] (シーチキン)[投票(1)]
★4相変わらず良い出来ですねスピルバーグ印。しかし、モサドっておっかなびっくりだったのですね…。モサドに幻想あった人はガックリかも。 [review] (某社映画部)[投票]
★4馬鹿野郎隠すな!元に戻せ! 心の中でそう叫んだら本当に実現した珍しい映画。 (NOB)[投票]
★4ドライな演出に、’70年代骨太アクションへのオマージュをみた!最近のスピルバーグには珍しいシネマスコープの画面を見ていても、どこか乾燥した寒々しさを感じる。ダニエル・クレイグの鋭い眼光が印象的だった。007にも期待。 (茅ヶ崎まゆ子)[投票]
★4なんやかんや言っても、はずれのないスピルバーグはすごいですわ (kenichi)[投票]
★3タイトルは「ミュンヘン」だが、ローマ、パリ、キプロス、ベイルート、アテネ、ロンドン、そしてニューヨーク・・・舞台となる都市の美しい顔を眺めているだけで興味深く、スピルバーグってこんなに魅力的に「街を描く」ことができたんだ〜と新たな発見。 [review] (緑雨)[投票(6)]
★4ジャン・ピエール・レオみたいなヤサ男がバンデラスの形相になるまでの物語 [review] (ペペロンチーノ)[投票(14)]
★4すごい!!この映画に込められたメッセージ・・・、全てを受け止めるのは難しい。重すぎる。 [review] (じょばんに)[投票(1)]
★4心に響く映画ではあったが……。(2006/01) [review] (秦野さくら)[投票]
★4プライベート・ライアン』以来、凡作駄作を連発していた(と俺は思っている)スピルバーグだが、これを観て安心した。彼はまだ映画の力を信じている。 [review] (JKF)[投票(11)]
★4この醜くも美しい世界 [review] (たかやまひろふみ)[投票(9)]