こんなに考えさせられた映画は久しぶり。でもスティーブン・スピルバーグの放ったメッセージの半分も理解できていないような・・・そんな気持ちになりました。国とは何か、自分とは何か・・・そういうことを考えること自体ないですから。もう少し年を重ねてもう一度見たら、違った感想になってくるかもしれません。

映画としては本当に楽しめました。エリック・バナをはじめ、どの役者の演技も素晴しく、特にサイアラン・ハインズは強く印象に残っています。『トータル・フィアーズ』でもそうでしたが、なんとも渋い芝居でインパクトがありますね。

しかし『宇宙戦争』を見たときはどうなることかと思いましたが、さすがはスティーブン・スピルバーグ。今回も「らしくない」映画でしたが、「さすが！！」と思わせてくれました！