[コメント] シャークボーイ&マグマガール 3−D(2005/米)
う〜ん、3Dはもういいやと思うけど、この「ローテク」に今の子供たちがきゃぁきゃぁいってくれれば、ロドリゲス監督は幸せなのかもしれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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個人的には『スパイキッズ』の1・2がスキだったけど、「3」は3Dであることが重要になり、本筋の面白さがイマイチだった印象でした。
で、本作。内容としては「3」よりスキかも。あと、最近の子供が主人公の映画『ザスーラ』なんかよりも楽しかった。ポイントは子供が活躍するだけでなく、「子供に大人が教えられる」ということ。意外にそういう映画って少ない。
主人公マックスの見た夢のなかの世界が具現化されるという筋立ては、そう目新しいものではなかったけど、シャークボーイとマグマガールという、親しみやすい仲間と一緒になって冒険するというのは楽しかった。そのほかにも、氷の少女や悪ガキ、先生もいい感じだ。両親はイマイチ。あと、よだれ惑星の造形やキャラたちも今一歩。
3−Dは、「偏光」じゃなく「赤青」なので、目が疲れるのと、「色彩の鮮やかさ」が半減してしまう。同じシーンが予告編の2Dでは鮮やかなのにくらべて(特にマグマガールや、よだれ惑星の景色)、3Dでは「色」の印象が薄い。
もうひとついえば、今回の公開も2月。『スパイキッズ』三作も1月、9月、10月と、いずれも「夏休み」「冬休み」「春休み」「GW」といったシーズンをことごとく外している。対象が子供たちなのはわかっているのに、なぜ毎回中途半端なシーズンに公開するのだろうか?全然進歩しないな、配給会社。
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