[コメント] イーオン・フラックス(2005/米)
観賞後の感じは『アイランド』と似ていて好感触。同様にSF魂を感じるが、こちらの方が純SFよりジャパニメーションの影響が強い気がする。☆3.7点。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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元々の原作はアニメーションだったのかな? 『ダークエンジェル』『キャットウーマン』『アンダーワールド』系のアメコミ型SFとも言えるけれど、旧時代人類の遺産の継承や、新人類と旧人類との葛藤、閉鎖管理空間からの解放など、日本のSFアニメーション(マンガ)が展開した魅力的な要素が取り込まれている。最後のシーンは、ぼくにはコンピュータ<テラ>崩壊後の地球のシーン(『地球へ…』)が思い出されて仕方なかった。
シャーリーズ=セロンとアメリア=ワーナーの似ていない美人姉妹が並んでいるシーンは、露出が少なくとも目の保養になった。しかし2人を較べればワーナーの方が完全に上回ってるね。セロンは無理に髪を黒く染めて、まるでオイル塗れの水鳥の様だった。素の儘では「印象が弱い美人」とはいえ毎度よくやるね彼女も。
斬新な映像というのは出尽くしてる現在では難しいのかも知れないけど、なかなか綺麗に仕上がってると思う。勘違いジャポネスクも、2411年な訳だし日本を侮辱した感じは無かったから、ぼくは気に入ったな。(支配階級議長が<日の丸>を背負ってるのにどの位の皮肉が込められているのか多少気になるが…)
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