取ってつけたように断片的に挿入される「いかにも」な音楽がまた笑えて、大いに楽しみました。

随所に独特の乾いたユーモアが散りばめられているので、意味の取りにくいセリフが多い割に見難い感じは少ないけど、さすがにソフィーマルソーのロマンスものだと思ってみると辛いかも。

カメラがとても良かった。特にラストシーンのカメラワークは印象的。しかし、このパトリック・ブロシェさん、一体どういう基準で仕事を選んでいるんだろうか？　フィルモグラフィーを見て、ちょっと悩む。