[コメント] ポセイドン(2006/米)
端的に言うと「起・転・結」の映画。「承」が抜けた分は「SHOW」になったと思えば腹も立たない。
というよりも、本作に関しては、むしろ好意を抱いている。
確かに物語としての完成度は高くないのだろうが、監督が余計と判断した部分が省かれ、ここぞと思う場面だけを見せ、あっさりと終わるという手法には潔ささえ感じてしまう。ロナルド・ニームが縦にこだわったのに対し、ヴォルフガング・ペーターゼンは同じ勝負をしても勝てないと横にこだわっている。そういうところも好き。
こういうのも、いいんじゃないか。
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