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[コメント] 宗方姉妹(1950/日)
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★5今(2024)でも通用するテーマではないか。若者はいつの世も、古いのはダメだ、新しいモノでなきゃ、と言う。私も昔そうだった。でも映画じゃないが、「新しいモノって古くならないモノじゃないのか」。それならそれは何だろう、というのがテーマだ。 [review] (KEI)[投票]
★4山村聰と凸ちゃんに驚嘆する映画(含原作のネタバレ) [review] (寒山拾得)[投票(3)]
★4失う物をなくした大人たちが陽気に爆弾を放り合う。殊に、死期の近いことをにこやかに語って周囲を脅しながらゾンビ化する笠の前では、せっかくの絹代と山村聰の肉弾戦も霞む。高峰への言葉責めも鬼畜。 [review] (disjunctive)[投票(1)]
★3小津監督にとっては異色作であると同時に代表作の一本というややこしい作品。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
★4日本の古いもの、新しいもの、そしていつの時代にも変わらない何かについての考察。また、小津らしく若い娘の男選びの話であり、古今の様々な建築を観て回る映画でもある。 [review] ()[投票]
★3主人公の姉妹役が田中絹代高峰秀子というだけでものすごく違和感を感じたのですが、実際観てみたら、案外小津ワールドに溶け込んでいてびっくりした。 [review] (づん)[投票(1)]
★3笠「またきたよ、うぐいす」秀子「あ、ウンコした」 (ツベルクリン)[投票]
★3苦汁に耐え忍ぶを女の勤めと信じる姉と奔放に振舞いながらも姉を敬愛する妹。姉妹話のお手本のような…。東宝だからなのか、いつになくドラマティックで、ケチをつけたくなる脚本でも無いのに、胸に迫ってこない。メロにするなら、振り切ってもっと妻を追い込むべきだったのかも。 (kiona)[投票]
★4結局、この映画における“夫婦”って何だったのだろうなぁ。(2008/07) (秦野さくら)[投票]
★3この山村聰が発する陰鬱さはなんだ。 [review] (3819695)[投票(3)]
★3英語を直訳したような日本語に疲れ果てる。 [review] (sawa:38)[投票]
★5これは非常に丁寧に作られた芸術であって、コメディである。そして当時の日本の風景として優れた風俗である。 [review] (chokobo)[投票(2)]
★3高峰秀子がいなければ2点。(05・12・13) [review] (山本美容室)[投票]
★2ところどころ輝く部分はあるのだけれど、小津作品ということになるとこれはダメな部類でしょう。賛否あるだろうが、高峰秀子田中絹代のバランスの悪さがすべてのように感じる。 (3WA.C)[投票]
★4無職の夫に尽くす貞淑な節子を誰も責めることはできない。 しかし逆からみると、彼女はその完璧な妻ぶりで心の弱い夫を追い詰めていたとも言える。 [review] (worianne)[投票(3)]
★4それなりに小津ファンは楽しめる。しかし、小説的というべきか、文学的というべきか、あまりに現実から乖離しているから、こちらも宙返りぐらいしないとまともに見れない。上原謙の爽やかさ、田中絹代の情念は十分感得でき、加点します。 (セント)[投票]
★4小津映画は最初期のサイレント時代から「アクション繋ぎ」がもう殆ど完璧なのだが、この映画では屋外の人物のロングショットからミディアムへ切り換えるカッティングで息を呑むようなアクション繋ぎを見ることができる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3高峰秀子はあの役をやるにはいささかチャーミングさが足りないと思った。 (coma)[投票]
★4溝口・絹代と成瀬・秀子が小津作品で競演というトライアングルに興奮するも、昼メロ的な原作がいかんせん重すぎ。でも役者が充実してる映画っていいもんですね。 (AKINDO)[投票]
★3積極的にせよ消極的にせよ感情がぶつかり合い、しかも映画の中に時間の経過が存在しないこのての話では、抑制された感情と時の流れを駆使して普遍性を描く小津の手法は生きない。奇しくも逆説的に小津と溝口や成瀬、黒澤との違いを証明している。 (ぽんしゅう)[投票]
★4マリちゃん(高峰秀子)のキャラがあまりに面白いので、そこにばかり目を奪われてしまうが、主要登場人物男女4人が、人間性の相違からすれ違っていく様の描き方は見事。特に、人畜無害で優柔不断なヘタレ男上原謙の造形は妙なリアリティがある。 (緑雨)[投票(2)]
★2「ほんとにこれ、『晩春』と『麦秋』の間の作品?」 と思ってしまう位、つまらない。小津監督の現存作品で最大の空振りではないか。 (ジェリー)[投票]
★3小津さんにしては納得いかないところが多いなあ。 高峰秀子はかわいい。 (ぱんな)[投票]