銀行強盗サスペンスです。

普段は重いテーマの映画ばかり撮ってるスパイク・リー監督作。

ん〜非常に惜しい！この映画

何が惜しいかって？ 普通におもしろいんですよ！ そう、問題は 普通すぎて見せ場がない！！

たんたんと物語は進んでいき、まったく時間を感じさせてくれない映画でした。

ですが、「おもしろい」の線が一直線上で上昇したり下降したりする事がないんですよ。

後半、犯罪計画の全貌も明らかになってきますが 「あ、なるほど。そうだったんか」ぐらいのリアクションしかとれませんでした・・・

この映画の内容は予告編に十分凝縮されてます。それぐらい中身は薄いです 「おもしろいけど中身が薄い映画」のパターン。

デンゼル・ワシントンもカッコイイんですが、いまいち存在感がなかった（主人公なのに・・）

あと、警察官が強盗犯の格好をした人質をみて「アラブ人だ！」と言った途端、扱いが雑になるシーンとかは「やっぱアラブ人とかは警戒されてんだなぁ」って思いました。