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[コメント] ゆれる(2006/日)
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★4検察官木村祐一と被告人香川照之による「女性特有の『生理的に駄目』攻撃に悩まされた経験有りコンビ」に芽生える一瞬の仲間意識が良かったね。「自信持ってくらはい!」と。ラストシーンはスタート地点に立ったに過ぎない・・。 [review] (新人王赤星)[投票(11)]
★5オリジナル脚本による、映画以外の何物でもない、質の高い日本映画を観られたことが喜ばしい。見事な対比表現により、兄弟の内面は「ゆれ」ていたが、映画自体は本当にしっかりしていて、まったく「ゆれ」ていない。(2006.09.09.) [review] (Keita)[投票(11)]
★2驚愕のラスト20分。周囲の高評価に私の評価もゆれる。・・・・んなわけはない! [review] (笹針放牧)[投票(10)]
★3蛇足が全てをぶち壊す。ものすごくがっかりした。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(10)]
★1豪華演技陣で贈る、ただの「七年ゴロシ」映画。いくら鬼気迫る熱演を見せてくれても、こんな子供だましの心理劇として終わるのでは、メンズデーだからって千円と時間をただ返して欲しいだけだ。 [review] (水那岐)[投票(9)]
★5状況を揺るがす簡潔で鋭利なセリフと、香川照之オダギリジョーの切迫感に満ちた演技が、善意と悪意、寛容と狡猾、憧れと妬みという人間が併せ持つ感情の垣根を揺さぶり続ける。幻想やサイコ全盛の中、久々に真正面から心の闇をえぐる力作サスペンスだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(9)]
★4罪とは何を犯したことをいうのか?を、サスペンスに織り込んで問う、イーストエンドのカインとアベル。 [review] (おーい粗茶)[投票(7)]
★3えっ、終わり? [review] (林田乃丞)[投票(7)]
★5木村祐一の「言っちゃって」が好きだ。この人、役者やるのに照れがない。自分の力を存分に出す意気込みでやってる。 (kenichi)[投票(7)]
★4ナレーションを聴くかぎり、弟くんは気づいていないようですが、簒奪したのは実は兄さんの方なんです。 [review] (kiona)[投票(6)]
★4「ゆれる」とはまた象徴的なタイトル。橋はゆれるし、事件も感情も、つまりはこの映画の中の人たちも映画をみた私もゆれました。動きのないところでは、ものは見えやすい。でも、動きのあるところでは、いろいろなものが見えにくくなる。 [review] (なつめ)[投票(6)]
★4単純な構成にもかかわらず、この先はどう進むのかと怖いもの見たさで、ずるずると引きずりこまれる。多くを語っていないにもかかわらず、兄弟と幼馴染の女性との関係がなんとなく察せられるのだが、それもあくまでも「なんとなく」であって、本当にそうだと思いますか、と問い返されているような、そしてそれを確かめずにはいられないような、気持ちに駆られて見続けた。 [review] (シーチキン)[投票(6)]
★3脚本や編集は細部に至るまで「巧いな」と感じた。出演者の一挙手一投足に「熱演だな」と感じた。つまり、全てが作為的に思えた。この映画に「リアル」な人間が描かれていたなどとは思えない。 [review] (煽尼采)[投票(5)]
★3「お父さん」「お母さん」そして「お兄ちゃん」 [review] (あちこ)[投票(5)]
★3映像は素晴らしい。繊細で美しくて心地好い。物語は・・・。 [review] (ミドリ公園)[投票(4)]
★5空間の構成力が豊かで露骨ながらも力強い技巧がリーズナブルに配置されており、序盤の映像的魅力にこころときめかせた。後半は心理的な葛藤に終始し、無難に終わった印象を受けた。 [review] (ishou)[投票(3)]
★4見終わったあとの波紋 [review] (きわ)[投票(3)]
★2裁判を私情でつかうな。 [review] (ちわわ)[投票(3)]
★4登場人物たちの、画面に映らない人生について考える。いや、考えさせられる。 [review] (イライザー7)[投票(3)]
★4兄と弟にとって、つり橋は「人生」そのものだった [review] ()[投票(3)]
★5冒頭10分でこの監督の細かいカット割りに嬉しさがこみ上げる(やや教科書的過ぎるが・・)。そしてやはり香川照之だ!彼は恐らくどの作品でも監督の期待値を上回る芝居をする。だから皆「彼」の作品に染め上がってしまうのだろう。 [review] (sawa:38)[投票(3)]
★3兄から弟へ&弟から兄への愛と憎しみの表裏一体っぷりとか、オダジョーたち兄弟&伊武たち兄弟の関係性の類似っぷりとか、オダジョーの部屋のテレビ上にさりげなく飾られていたマイルスのレコードジャケットとか、 [review] (tredair)[投票(3)]
★3ゆれてないものも力を加えればゆれる。役者(香川・オダギリ・伊武)が達者なのか、ドラマとしてはおもしろいものになっていたが、キモの部分が、たいしてゆれてもないものをゆらして、ほらこれだってゆれるんだよ、と見せられたような感じであんまり納得できない。何がどうなったってゆれてしまうものは他にいくらでもある。 (nobue-i)[投票(3)]
★5男の兄弟を持っている男にとっては、他人事とは思えない非常に重いテーマを扱っています。親子関係とはまた違う近くて遠いライバル関係を上手く捉えた素晴らしい作品です。 (TM(H19.1加入))[投票(3)]
★4日本映画としては屈指の出来。かなり練ってある脚本に無駄な部分がない。映像のちょっとしたカットにも意味を持たせ、兄弟の本源的な心の葛藤を人間の闘いにまで昇華させた演出は高く評価できる。 [review] (セント)[投票(3)]
★3撮影も脚本も編集もエッチシーンもほとんどが残念ながら半端レベルで終わってるなか… [review] (浅草12階の幽霊)[投票(3)]
★4香川照之無双。真木よう子を送って実家に戻ってきたオダギリジョーとの会話シーンでの静かなる不穏さ。面会室や法廷での底なしに掴み所の無い豹変ぶり。転落死のミステリーに香川の存在感が相乗して、思いっきりサスペンス状態に放り込まれる。 [review] (緑雨)[投票(2)]
★4香川照之オダギリジョーの兄弟の姿が『レインマン』のダスティン・ホフマントム・クルーズを見るようでもあり、裁判で兄の言動が二転三転する様は黒澤明の『羅生門』を見るようでもある。人の気持ちは常に揺れていて、確かな物や不動の物など、この世に一つも無いのかもしれない。['07.2.12シネマジャック] [review] (直人)[投票(2)]
★4弟へのゆがんだ兄弟愛と自己愛との間をゆれる兄の性格が全編一貫していて大変にリアル。しかし、せっかくの虚構なのに最後までそのリアルさを超える何ものも提示せずにエンドマークはちょっと残念。それでも高評価なのは、男の兄弟のいない妻と鑑賞したから。 [review] (ロープブレーク)[投票(2)]
★5久々に観賞すると、以前は見えなかったものが見えて私の心もゆれた。 [review] (ナム太郎)[投票(1)]
★3一度西川美和タナダユキ井口奈己横浜聡子で共同執筆してみりゃいいと思う。黒澤ばりの男映画ならぬ、女映画が出来るんじゃないかな。 [review] (づん)[投票(1)]
★5映画を構成しているのは,脚本,人物,映像,そして音楽。その全てが良かったんだから,5点以外考えられません。家族間の業の深さといったら,まったくもう本当に大変です。 (teobit)[投票(1)]
★2多くを語らずに伝えようとする監督の手腕が、私を大いに混乱させる。 [review] (カルヤ)[投票(1)]
★4ずば抜けて上手い。けど「上手い」というのは技術に対する評価だよね。 (るぱぱ)[投票(1)]
★5兄弟間の羨望や愛憎を巧みに描いた傑作!息苦しいほどの重圧を感じた。胸に深い感情が残り,それはこの先,消えることがない。 [review] (uswing)[投票(1)]
★4兄弟や親子のホンネの部分(もちろん、いやらしい部分)を「オトナの常識ではぐらかす」のではなく、これほど率直に描いた作品は珍しいと思う。観客の感情が「ゆれる」意味もあるのだろうか。カメラも、とても上手い。ただし、法廷のシーンはいまいち迫力不足の感が否めないのが残念。 (ぴーえむ)[投票(1)]
★5現代版『羅生門』。(2009/02) (秦野さくら)[投票(1)]
★4奪ってばかりが心当たりのある人にはイタい映画ですね。 (_da_na_)[投票(1)]
★5劇中、何度かやってくる静寂。この映画、静寂こそが全てを物語っているみたいだ。ラスト以外は、スゴクよかったと思う 90/100 (たろ)[投票(1)]
★3控えめな長男、破天荒な次男。実に典型的兄弟像だ。昨今の事件を起こしているのはやはり長男だよね・・・もろい存在なんだね。次男は耐えるすべを小さい時から学んでいる。因みにもちろん私は次男ですよ、 (RED DANCER)[投票(1)]
★4兄弟の描き分けとか、事件の真相の隠し方とか嫌味なぐらいうまいけど、ピンとこない部分も・・・オダギリジョーはこの作品でカメラのCMをゲット! [review] (TOMIMORI)[投票(1)]
★1オダギリジョーと真木よう子の夜のドライブはアメリカのインディペンデンス映画みたいだ。だがオダギリが真木の元を去る省略の仕方は考え抜かれたものというより監督の力量不足に思えて仕方がない。 [review] (shiono)[投票(1)]
★5凄い! [review] (chokobo)[投票(1)]
★4おぉ!ケビン・スペイシー越えたな、香川照之。表情の作りこみやセリフのトーンが抜群で、それだけでも充分見ごたえあり。監督は前作よりもさらに描写が繊細になり「見せる」が、何よりも役者陣にすごく魅せられた。 [review] (nob)[投票(1)]
★3オダギリが女を抱いてる一方で、香川(=俺)は! ガソリンスタンドで!――となったときは、どうしようかと思ったものの、兄貴のオダギリいぢめが始まると、もはや楽勝モード。兄貴の微笑みが漢じゃのう。 (disjunctive)[投票(1)]
★3これは弟を通り越してオダジョーに嫉妬する映画かも?そして映画を通してオダジョーをいたぶる事の出来る疑似体験映画かも??(香川が演技の上手さでやり込めてくれます)なのでオダジョー無しではまずありえない映画。←多分映画の見方大間違い。 (レディ・スターダスト)[投票(1)]
★4リアルな描写と、役者の演技、大胆な脚本。この三者が奇跡的なバランスで噛み合った良作だと思う。 [review] (伊香)[投票(1)]
★5兄弟にしか解らない心のわだかまりの底を照らし出す。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★4芸達者な兄香川照之と弟オダギリジョーのゆれる関係を軸に焦点を絞ってていただけに、終盤(ファミレスのやり取り前後)の見せ方のブレは、あまりに「ベタ」か(いい演技を引き出しているとは思うが)。 (chilidog)[投票(1)]
★3稔が畳の上で背を向けて洗濯物をたたんでいるシーンが圧巻である。 [review] (jollyjoker)[投票]