しかし、男子校に行ったお陰で女子から告られることもなく、近所の女子高生の熱い視線なんかにはわき目も振らず、自転車乗りとコンピュータサイエンスにどっぷり浸かった高校時代を過ごした俺には、この映画に出てくる野郎どもがヘタレに見えてしょうがない。だってさ、千昭も功介も坂道でチャリのブレーキが効かなくなったときの、対処の仕方知らないんだぜ。だっせー。ああいうときは、思い切ってハンドルを90°に切るんです。そうすると前につんのめるでしょ。そして後輪が浮いた瞬間に飛ぶんです。そう、まさしくタイムリープのように飛ぶ。で、両手を前に出して地面にゴロゴロって転がればいいわけ。男子高生のチャリテク舐めたらアカンで。

・・・ので−１点（本当は共学校に行きたかったくせに、カッコつけて行かなかったひがみです）。

ということでこの映画、女の人が脚本を書いたから成功しているんだと思いますよ、マジで。