コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)
- 投票数順 (1/2) -

★3初登場時の大暴れは素晴らしかったのに、あとが非常によろしくなかったのだ。 [review] (ペンクロフ)[投票(19)]
★4河川敷を得体の知れない化け物が人を喰い散らかしながら突っ走っている、そんな光景を高架線路を走る電車のドア際から見下ろす、見下ろしているのが化け物なんかとは最も縁遠そうなどっかの婆ちゃん――こんな絵が見たかった! こんな夢を見続けている! [review] (kiona)[投票(18)]
★2俺が韓国人だったら面白かったかもしれない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(16)]
★5ポン・ジュノの目は社会システムの汚染や腐敗へ向けられているのではない。その矛盾の存在に気づかぬ者に対し警鐘を鳴らし、むしろ外見の平穏の中で麻痺し蓄積したある種の鈍感さを批判しているのだ。グエムルは日常を覚醒するために投入された異物なのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(16)]
★4本作を観る前に思ったこと。「ひょっとしたら、日本特撮怪獣映画の屋台骨が揺さぶられるのではないか?」……その思いは半分ハズレていたが、半分は当たっていた。 [review] (荒馬大介)[投票(10)]
★5どれほど無茶な行動であれ目的成就に資すると直感したならば、彼/彼女は一片の逡巡もなしにそれに及ぶ。ソン・ガンホパク・ヘイルペ・ドゥナはもとより、父ピョン・ヒボンポン・ジュノ的「受難の少女」たるコ・アソンまでもが徹底して「英雄」である。英雄的行動、その反射性・瞬間性に感動する。 [review] (3819695)[投票(8)]
★4日本の怪獣映画が切り捨てた進化の過程。 [review] (甘崎庵)[投票(8)]
★4決して捕まらないアメリカ(含ポン・ジュノ諸作のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票(7)]
★4序盤のカタストロフィ場面での空間構成力が素晴らしすぎる。あれだけのだだっ広いエリアを縦横無尽に駆け巡る怪物、逃げ惑う人々を、計算され尽したアングル、被写体距離を駆使して捉えるカメラワーク。映画史に刻むべき名映像。 [review] (緑雨)[投票(7)]
★4何かのわかりやすいレッテルをこの映画に求めるのは野暮だ。この世の出来事はなべて悲劇であると同時に喜劇でもあり、下世話と崇高は平気で同居し、日常と非日常に境目などなく、現実と夢想はいつだって地続きだから。ポン・ジュノはそういう感覚の人なのだと思う。 [review] (movableinferno)[投票(7)]
★4「恨(ハン)」の国の怪獣映画であることを認識する。怪物は脇役であり、主人公は怪物から我が子を取り戻すため、何が何でも生きる。それはもう、滑稽に見えるほどに。 [review] (水那岐)[投票(7)]
★5この監督とても他人とは思えませんでした。あまりにも私のツボをおしまくりです。 [review] (おーい粗茶)[投票(6)]
★4「人間がばんばん死んでく超おもしろ怪獣映画!!!」を狡猾に装った、意外とまじめな9.11以降の反アメリカ=反国家映画 [review] ()[投票(6)]
★4冒頭部のグエムル出現のあの惨事はとてつもない迫力でした。しかし、ポン・ジュノの映画と思えないことで自分の中でその後の映画を鑑賞する判断に波紋を感じたのも事実です。 [review] (セント)[投票(6)]
★5「韓国的である」ことへの警戒フィルタを、「あまりにも韓国的である」直情によって見事に突破されたことを告白せねばならない。不条理を前に爆発する怒りはしかし更なる不条理に阻まれ、思い描いた威力を持って相手に届かない。このニヒリズムを前にしてこそ、想いを新たにする。「どんなに滑稽でも泣き叫び歯ぎしりしながら全力で家族を守れ」と。それは望むと望まざるに関わらず、意外な形で、しかし必ず世界を変えるのだ。 [review] (DSCH)[投票(5)]
★4映画創りが「総合芸術」と言われる由縁。「映画」作家としてのポン=ジュノに今後も期待大。☆4.0点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(5)]
★5学生運動とか公害とか平成のニッポンが忘れた義憤をバカバカしさと熱くて汗臭いノリで大暴走。ポン・ジュノは韓国のバーホーベンだ。 [review] (すやすや)[投票(4)]
★4アウトフォーカスの向こうから・・・。 [review] (ina)[投票(4)]
★3平穏な日常に生々しいまでのリアル感で異物が投入される序盤の漢江河畔のシーンは傑作なのだが、中盤以降の政府・米軍の対応のカリカチュアがやり過ぎというより稚拙。それでも、図太いまでの拘りで描かれた家族の絆の再構築はかなり心打つ。 (けにろん)[投票(4)]
★5怪獣と同じくらい怖い「世の中の仕組み」と怪獣と両方いっぺんに戦う家族。ただの家族でヒーローではない。 [review] (SUM)[投票(4)]
★3中核的展開からポン・ジュノが国家社会や、それに左右される人々を描きたかったことは明確なのだが、そこが凡庸では怪獣に食い潰されても仕方がない。その怪獣もテーマたるものに振り回されてか、中盤以降、登場時ほどの元気がないとは、まさに中途半端。 [review] (ナム太郎)[投票(3)]
★4怪物の造形が、起源、形態、動き、習性とも「嫌らしい怖さ」を持っており、冒頭から引き込まれる。一方人間は、愚かさ、無謀さで、それに対峙することで、日常から非日常への逸脱感がよく出ており、全体としても観せる仕上がりになっている。本家日本が、しっかりと日常の描ける制作者でモンスターものを撮れなくなっていることが残念に感じられる出来。 (NOM)[投票(3)]
★4面の皮の厚さが、ガンホに現実を認識せしめないのか? それともこれは悟りなのか? (disjunctive)[投票(3)]
★3怖かった。特に最初と中盤と後半が。 [review] (tredair)[投票(3)]
★1はいはい・・・、『WXIII 機動警察パトレイバー (2002/日)』がパクッたんですね。似ないように努力したんですけど・・・。 [review] (アルシュ)[投票(3)]
★4怪獣ものでありながら家族を描いた物語であり。家族を描く物語でありながら、柔い感情論なんぞを持ち込まない。ひたすらギアを「ブラック」に入れて突き進むポン・ジュノの前には、漢江の怪物も太刀打ちできまい。怪獣の造形は疑問符だが。。。 (chilidog)[投票(3)]
★4日常の中に埋没することを誰が責められようか。物哀しいが,それぞれの個人の幸福の形をそこに見た。 [review] (uswing)[投票(2)]
★4話は雑だが、画面に威力がある。こういう「絵」が欲しい、とこの監督は思っていたんじゃないか。 (ぱーこ)[投票(2)]
★4主人公一家をはじめ軍や警察、医療関係者などの描き方がいずれもシュールで、「おいおいそれはないだろう」と言いたくなるような有様の中で、黙々と本能のみに従って獲物を狩る怪物の姿がかえって妙な現実感を醸し出す不思議な映画。 [review] (シーチキン)[投票(2)]
★4多くのコメンテータの方が多種多様な解釈をしていて、読んでいて非常に興味深いが、僕はこの映画を、単純娯楽映画だと思っている。ものすごくパワフルなエンタテインメントだ。(2006.09.10.) [review] (Keita)[投票(2)]
★4やはりこの監督の豪腕さは素晴らしい。ラストの過剰な煙なんてやりすぎな程、映画的。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4カップ麺を皆で黙々とすする。ただそれだけの場面が序盤の怪物大暴れシーンを軽々と超えていく。 [review] (もーちゃん)[投票(1)]
★31匹で収まるのが映画っぽい。娯楽パニックの中に政治的や、家族愛があったけどベタ感。韓国うけが良いのでしょうか。つかみは良かっただけに・・・。 [review] (すぱいだー)[投票(1)]
★5徹底したリアリズム [review] (mikaz)[投票(1)]
★5ホルムアルデヒド流したって怪物は出来ねーよ、と期待感どん底の出だしだったのに! いつのまにか画力に引き込まれ、鑑賞後の感想は、なるほど、怪物は「漢江の怪物」であったのか。 [review] (ロープブレーク)[投票(1)]
★4サイズが素晴らしい。 (ハシヤ)[投票(1)]
★4久々に、物語なんかどうでもよくなるような気持ちのいい画を見た。 [review] (林田乃丞)[投票(1)]
★4基本的に純粋なエンターテイメントである。怪物の造形にそう新鮮味を感じるわけではないが [review] (よだか)[投票(1)]
★3ハリウッドばりに盛り上げておいて、唐突に東アジアの日常風景に落とす脱臼的演出が冴える。が、『殺人の追憶』の凄みはなし。むしろ、現代ソウルの豊かさ・退屈さばかりが浮かび上がる。 ()[投票(1)]
★4確かにWXIIIに酷似。しかし、重箱の隅をつつくよりも、これは日本で作られるべき作品だったことを反省すべきでは。笑いを随所に盛り込んだ、この余裕を持ったつくりはどうだ。現在の我が国ではこういったお家芸すら作れないのだ。 (tkcrows)[投票(1)]
★4でかすぎず、強すぎず、弱すぎず。今までいそうでいなかった身近な怪獣(悪)像。身近に感じた分だけ容赦しないところに唖然。 [review] (らーふる当番)[投票(1)]
★4骨吐くシーンがキモチワルカッタ (たろ)[投票(1)]
★4韓国史上最高の観客を集めた映画だったのか? [review] (chokobo)[投票(1)]
★5普通の怪獣映画と違うところ。社会的正義を具現化する人物が一人も出てこないところ。正義の科学者とか新聞記者とかがね。怪獣と戦うのはすべて情けない人たち。目的は身近な人を守るため。 [review] (イライザー7)[投票(1)]
★4予想を裏切る裏切る。定石なんて通用しない…圧倒的なオリジナリティ。『パトレイバー』劇場版(の駄目なヤツ)のパクリだという人は、映画の見方を少し変えた方が良いかも…。 (某社映画部)[投票(1)]
★3自分ではない誰か。(2006/09) [review] (秦野さくら)[投票(1)]
★5グエムルサイズの怪物の方がゴジラサイズの怪獣よりよっぽど怖いと思わせる冒頭。特にコンテナに逃げ込んだ人々の惨劇はもうホラー。ただ、グムエルの行動は一貫しておらず謎としか言いようがない。そこがまた不気味ではある。 [review] (IN4MATION)[投票]
★5コンセントにクリップかー、良く覚えておこう。最初から最後まで本当にいろいろな切り口での見せ方があって非常に面白い。日本の映画でこのレベルに達しているのが何割あるだろうか。 (サイモン64)[投票]
★4全く新しいモンスター映画 [review] (パピヨン)[投票]
★4ふざけてるのかなと思えば超リアル。画面も凝ってるし、ライティングも素晴らしい。韓国が作ると怪獣映画もこうなるのか。 (りゅうじん)[投票]