[コメント] プラダを着た悪魔(2006/米)
メリル・ストリーブという完璧
そもそも無粋な男の僕には、冒頭からいきなりアン・ハサウェイのまばゆいばかりの可憐さに、どこが「可哀想なくらい野暮ったい」のかわからなかったのだが。
映画とは関係ないけど、大昔に自分が働いていた飲食店に、毛皮のコートを着た外人のおばさんが一人で入って来て、ニコニコとメニューを指差してアサリのパスタを注文したかと思うと、キョロキョロしながら不思議そうに店の中をそっちこっち写真撮っては、うんうんと納得した様子で、妙なテンションの変なおばさんだなあと思っていたら、あとから何人かの日本人(映画会社の人?)が慌てて入ってきた。
レジでお金を払うとき(後で来た日本人が払った)、そのおばさんはテカテカの皮のバッグを手首でブンブン振りながら「ドモアリガトー」と上機嫌で去って行った。
「あの人はアメリカの女優さんでメリル・ストリーブさんです」
20数年前の実話である。
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