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[コメント] アイ・マイ・ミー・マイン(2006/日)

ユーモラスで優しい人物描写に頬がほころぶ。姉や母のちょっとした言葉の端々に主人公への思いやりがただよう。
水那岐

そんなほんわかした気分のフィルムの中で、一人だけハリネズミを気取っている少女・悠城早矢が痛々しいが、最後の出会いで救われる。人物の掘り下げはイマイチだが、この国が生きてゆくに価することを確認する物語としては、76分は短くも冗長でもない。渡辺の今後に期待。

(評価:★4)

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