[コメント] ブラディ・ポンポン 切り裂きチアガール(1987/日=米)
大映さん本気ですか!?と、こんなアホ映画に製作費を投じられる時代が凄い。能天気なチアの短大生としょぼすぎるコンテスト。スプラッターが飽和状態だった頃の「味のある」場面の連続です。不必要なお色気も笑えるぞ。ビデオの裏面には→
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「グラマーなボインちゃんがムチムチシーンを全篇にわたってみせてくれるのがグーだ」の記述。
「グーだ」という表現にいたたまれない気持ちになってしまうのは僕だけでしょうか?(笑)いやはや、突っ込みどころのある作品だ。このヘンテコな邦題も含めて、好きな人には堪らない作品なのかもしれないな。ちなみに「ブラディ・ポンポン」はイギリスでのタイトルでもあります。
日米合作なのは、スプラッターブームに便乗して大映が製作費を海の向こうに投じたからだということです。バブル景気恐るべし。
血糊がべったりで全く凝っておらず、直接的な殺害シーンに乏しいためにスプラッターとしては不合格。唯一、ハサミが後頭部から貫通して、まるでヴァンパイアの牙のように刃先が口から突き出るところだけは良かったと思うな…うんうん。
一応、最後まで「真犯人は誰?」という謎を残してくれる。勘の良い人はすぐに分かったのかもしれないが、あの発狂とでもいうべきコーリーお嬢さんのはしゃぎっぷりが不気味だったりする。あれはあれで面白いよね(どっかで観たことのあるようなオチではあるけど)
とにかく、全米進出を賭けたコンテストなら山奥でやる必要もないしギャラリーを呼ぶべきだと思います(笑)
いくら短大(小規模)だからって可哀想だよ!
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