[コメント] スミス都へ行く(1939/米)
ダメ政治家に是非とも観てもらいたいが、政治に興味のない人間も観るべき作品でしょう。
こんな政治家いるわけねーよ、とか、現実はもっと厳しいよ、なんて思わないでもないですが、それでもストーリーの山場のジェームズ・スチュワートの闘う姿は心を打たれます。
大学で法学部を出た友人が、この作品を講義で観た、と言ってましたが、個人的には中学校の社会の時間あたりに、政治意識を持たせるための教材として鑑賞させるようなカリキュラムがあってもいいのでは、とまで思いました。なんて、政治意識の低い人間(つい最近あった市長選挙にも当然のごとく投票していない・・・)がえらそうな事を言うのもなんですが、民主政治のあり方を考える、いい機会になるのではと思ったり。残念なのは、こういう古い作品って、映画がかなり好きじゃないと、まず観ることがないということですね。
あと、個人的嗜好の話ですが、観れば観るほどジーン・アーサーが好きになっちゃいました。いつまでも耳にのこる、あの声が最高に良いです。手軽に観れる作品の本数があまりないのが残念でたまらんデス。
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