悪く考えれば、警察・検察側の『プロパガンダ』が第一印象。

満員電車に乗るのが恐くなってきます。 そして、間違われても、認めた方が、良いのではないかと思ってしまいました。（絶対に、満員電車には乗らない。そんな状況を作らないように。）

クラシック『十二人の怒れる男』1957年を思わせ、映画としての作り、展開、見せ方は、うまいと思います。サスペンス風で周防正行監督と観る側の知恵比べをしているようにも思えてきた。

「ほうそうきたか？」「ええ、左遷？」「なるほど！」・・・・。負けました。(__)

この世の中。嘘だらけ。こんな日本に誰がした。

裁判員制度の裁判員に指名されたら、どこまで自分の考えが言えるのだろう？あるいは、どこまで嘘を見抜けるのだろう？と。いいや、本当は、裁判員制度など要らないと思っている国民を馬鹿にした裁判官のプライド作品。なのかも知れない。

2007.2.10劇場