[コメント] アマデウス(1984/米)
モーツァルトの奥さん役、エリザベス・ベリッジたんのお胸を強調したコスチュームに誰もコメントしないとは何事だ!
公開当時、モーツァルトの音楽から高貴な人格を想像していた人々は、憤慨しながら映画館を出たという。きっと、この映画を観たら小林秀雄先生もうなだれることだろう。
しかし、あえていいたい。彼の手紙を読めば分かる通り、モーツァルトは「スカトロジスト」なのだ。それが描かれいないのが残念でならない。もっとどうしようもないくらい下品なのだよ、こやつは。
勿論、映画は史実に忠実である必要は全くない。しかし、その点を掘り下げれば、「聖と俗」というこの映画のテーマがもっと深まったと思うのだ。
その代わりだろうか、このモーツァルトはさりげなく「おっぱい星人」である。その証拠に奥さん役のエリザベス・ベリッジたんのハチキレンばかりのお胸を見よ。一介の下宿屋の娘に過ぎんのよ、彼女は。野郎、胸に惚れたな。
かくして、「聖と俗」は「性と俗」になり、モーツァルトは生き恥さらして奈落の底へまっしぐら。
しかし、モーツァルト役のトム・ハルスって下品な笑い方うまいなあ。カトちゃんのくしゃみに匹敵するよ。
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