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[コメント] 恐怖のメロディ(1971/米)
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★4オープニングのトビーの家へのショットがラストへ続くカッコよさ。カーメルの海岸線道路をジャガーで疾走するイーストウッド。アンダー気味の照明とジャズのBGM、お気に入りの女優と己をカッコよく撮影する術。自分の好みをここまでハッキリと作品に投影している、こ、こ、これが監督デビュー作!? [review] (jollyjoker)[投票(3)]
★4自分で撮りたかったんだなあ、と監督欲が素直に伝わって来る演出。イラつくくらい色々やってるカメラの使い方/編集。撮ってる間、楽しかったんだろうなあ。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★4理不尽な一途さに遭遇した「戸惑い」が「苛立ち」に達したところで唐突に転調し、陽気なフェスと甘ったるいラブシーンの日常で一旦弛緩させ、彼女への夜中の電話をきっかけに急転直下、深夜の海辺の屋敷に全ての「恐怖」を集中し終幕へ爆走する緩急のダイナミズム。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★3初監督で力が入り過ぎたか。ロケーションが美し過ぎ、ラブシーンが甘美過ぎ、そしてストーカーに感情移入し過ぎる。結果、サスペンス、コワさが減じられた。mistyには(涙で)かすんでよく見えない、という意もある。エブリンの涙が印象的。ここがイーストウッドらしい。 (KEI)[投票]
★4映画作家の原点がここにあるのは間違いないけれど、やはり場をこなしてきた数が違うのか、最初の監督作品の完成度では全く無い。 [review] (t3b)[投票]
★4プッツン女に振り回されるイーストウッドのコミカルさに「自分の見せ方を分かってる人だなあ」などと暢気なことを言ってられたのも中盤まで、最後はヒッチコック並に怖い。恐怖演出のツボを押さえた作りに脱帽。 (赤い戦車)[投票]
★4B級な内容だが、こういう作品を味わい深く演出できているというところに、イーストウッドの並々ならぬディレクターとしての資質が感じられる。冒頭の空撮や中盤のジャズ・フェスティバルの模様を差し挟んで転調させるあたりに独自性がある。 [review] (緑雨)[投票]
★5驚く程に完成度が高い。伏線の貼り方、その回収の仕方。そして、撮影と演出の、つまり見せ方の妙。余りにも上手く出来ているのが分かる。 [review] (地平線のドーリア)[投票(3)]
★5あの粒子の荒い空撮映像が好きです。 (PaperDoll)[投票]
★3初監督作の気負いがバランスを欠いていて粗いSO-SO作品 [review] (junojuna)[投票]
★4ストーカーを「あっちの人」として描いていないことが魅力。 [review] (おーい粗茶)[投票(8)]
★4好きな相手に受け入れられないという事実と上手く折り合いがつけられなかったらどうなるかというお話。恐ろしいストーリーだが、自分や自分と関わった人たちがこういうふうにならなかった幸運を喜ぶ映画だ。 (ハム)[投票]
★4偉大な「闇」の映画。などということはほとんどすべてのイーストウッド作品に当てはまる言葉なのだけれども。 [review] (3819695)[投票(4)]
★5イーストウッドが住んでいる家の造形・色彩が素晴らしい。 (太陽と戦慄)[投票]
★4ストーカーという言葉が無い時代に、ストーカーを描いていて画期的。中途半端な優しさを見せるイーストウッドも悪いと分かっていながら、ジェシカ・ウォルターを徹底的に悪者に見せる演出はさすが。この女が鬱陶しい事、鬱陶しい事。ラストも「最初っから、そうしろよ」と思いつつも、良い気味。['06.5.31DVD] (直人)[投票(3)]
★5クリント・イーストウッドが天才だと初めて実感出来た。 [review] (HILO)[投票]
★4狂気を宿していても我々観客の理解可能な領域ぎりぎりの地点に造形されたマージナルな女の存在感が際立つ。深い孤独と屈折した希求が一転して直線的な暴力に転じるプロセスのリアルさ。典型サイコを描いていたらこの映画の物悲しさはうまれなかった。究極のラブストーリー。 (ジェリー)[投票(7)]
★5素晴らしく美しい映画だと思う。(05・5・21) [review] (山本美容室)[投票(4)]
★4ジェシカ・ウォルターのヒステリックな演技が、ストーカーのおそろしさを増幅。 [review] (わさび)[投票]
★4ストーリー構成は使い古された感のある作品だが、あらゆるシーンの見せ方が初演出作とは思えないほど達者で緊迫感に満ち溢れている。 [review] (ゆーこ and One thing)[投票(6)]
★4面白いが、取り立てて絶賛する所もなく、非難される所もない。この卒の無さ加減がまさにドン・シーゲル譲りなのだろうか。PS,滝壺&全裸シーンこそ監督冥利の役得か? (sawa:38)[投票]
★4自由、あるいは自分の意思を奪われる恐怖。女の束縛・涙・体・そして自殺未遂・・・そんなのスパッと切っちゃえよと思うかもしれないが、そううまくいかないのが現実。だがこの映画では女のほうが一線を超えてくれた。かくしてお洒落なラストの出来上がりだ。 (クワドラAS)[投票(2)]
★4あのラストが語る物は。 [review] (Kavalier)[投票(2)]
★4大人の荒っぽさ [review] (ペペロンチーノ)[投票(8)]
★4イーストウッド、初監督ながらもなかなかに盛り上がるサスペンスの佳作。だが中盤のラブシーンとコンサートシーンが無駄に長いのが難点。…女性の描き方が浅い(真相を聞かされた時の恋人の反応と、イブリンの異常性に+αが欲しい)のが男性らしい。 (ガブリエルアン・カットグラ)[投票(2)]
★5この処女作の完成度は大したものだ。イーストウッドは職人ではなく作家だ。一貫している。不道徳なヒーロー、海の見える風景、忌まわしい過去、フラッシュ・バック、空撮、必要以上に暗く蒼い夜、ロー・キー。この処女作で、もう完全に作家の資質が決定している。 (ゑぎ)[投票(13)]
★4クリント・イーストウッドって相当ホラーやスリラーが好きなんだろうと思わせる。刃物と血糊の見せ方が一級品。 (ドド)[投票(4)]
★4イーストウッドが早すぎた天才だったことを見事に証明している。今観てもというか、今の世だからこそ深まるこの恐怖感。 (ナム太郎)[投票(3)]
★5苦手な人からの携帯電話の着信音が鳴るくらいに恐い! (かっきー)[投票(2)]
★3山田康雄ならわかるが、イーストウッドが人気D.J.という設定は無理ない?この作品こそ、吹き替え版で是非観たい。やばい女に手を出したもんだ、というイーストウッドの焦り顔には満点。 [review] (AONI)[投票(2)]
★4クリント・イーストウッド監督処女作。そのため拙さも残っているが、「何を撮るか」ではなく「どう撮るか」そんな精神で突き進む「娯楽とは何たるか」を熟知した演出だ。 (モモ★ラッチ)[投票(2)]
★3無駄に長いシーンがあるのが×。おかげでテンポが悪くなってる。 (くーるみんと)[投票(2)]
★4ジェシカ・ウォルターのエスカレートしていく様が怖いです。マイケル・ダグラスもそうだと思うのですがタフガイを売りにしている男性が追い詰められていく様はとても迫真性があった。 (kawa)[投票(1)]
★4初監督作品なのに、サスペンスにムダがない。イーストウッドの演出って、演出、ライティング、カメラ、編集などが、ほとんど透明(観るものが気がつかない)になるほど、巧みだとおもいます。それが、第一回作品から、もう、はっきり分かる。映画が身体の一部になってる感じ。 (エピキュリアン)[投票(7)]
★4傑作。何よりもこれがカウボーイのイーストウッド自身の監督と知ったときの驚き。 (死ぬまでシネマ)[投票]
★3ストーカーを扱っているという点では草創期の作品。邦題も悪くないが、観た後で原題を眺めると、やはり邦題よりも良いと思う。 (丹下左膳)[投票(3)]
★3クリント・イーストウッドにしては、たったひとりのブッ飛び女にえらく難渋している。44マグナムをブチ込んでとっとと始末すればいいものを。 (黒魔羅)[投票(6)]
★4危険な情事』の元ネタみたいな映画。こっちの女性のほうがやや常識的、でもないか。 (ゆっち)[投票]