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[コメント] 善き人のためのソナタ(2006/独)
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★5良心についての映画である。良心とは、一日一善などという腑抜けた自己満足の体現なのではなく、むろんどこかで見返りを期待した甘えの心でもない。切羽詰った破滅的状況においてさえ、信じるものに全身全霊をかけて実践される志しの力だということを教えられた。 [review] (ぽんしゅう)[投票(6)]
★5ラストカットのたった一行の台詞こそがこの物語を救いあるものにしている。 [review] (IN4MATION)[投票(5)]
★5謀略による抑圧を心底憎むものは「謀略による抑圧」がなんであるかをよく知る者である、ということか。全編にみなぎる静かな緊張感は、これが本物のスパイの映画であることを示している。 [review] (シーチキン)[投票(4)]
★5東欧、中欧好きには堪らない映画。些か長尺だが、それを補うシナリオの良さと俳優達の熱演に感動。ちなみに壁崩壊前後に留学していた友達によると... [review] (りかちゅ)[投票(2)]
★5胸に突きつけられた。変わるもの、変わらないもの、変えられるもの、変えられないもの。それぞれあらん限りの人生、その一瞬の交錯。そして目が眩んだ。崩壊した壁から差し込む日差しによって作られた光と影。 (TM)[投票(2)]
★5重苦しいテーマを描きながらも、観客が重苦しく感じないように心を砕いているのが伝わってくる。観終わって残るのは、善きものだった。 [review] (ミドリ公園)[投票(2)]
★5国家体制の中で自壊する芸術家達の人間性。しかし一方で、大臣の行いも重大な人間性の表れだったりする。 [review] (パグのしっぽ)[投票(2)]
★5見返りを求める人は 不安が動機なので満たされることはありません。見返りを求めない人は 安心しているので既に満たされています。時と場所が来たら受け取るだけです。 ◎名場面 (Sōjun)[投票(1)]
★5善き人>ソナタ。 [review] (たかひこ)[投票(1)]
★5疲弊した社会主義的センスにひびが入る瞬間。その割れ目から溢れ出す、人間の真の感情。 [review] (まー)[投票(1)]
★5最も魅力的な東側の人物かもしれない。 [review] (chokobo)[投票(1)]
★5人間が生きるうえで必要なものは何なのか、自由という究極な人類の希求を絶たれても人は生きていくことが可能なのか、そこまで考えさせられる広い映画だ。 [review] (セント)[投票(1)]
★5心に降る霧雨のように静かな映画。冷戦下の東欧における監視社会の窒息感がよく再現されていて、パニック障害を起こしそうになるほど苦しかった。人々の心の波紋が手に取るように感じられ、最後の最後に少し救われた。 [review] (サイモン64)[投票]
★5長さを感じない。とても丁寧に創られていて好感が持てる。自国の歴史をわが日本の監督たちはこうも見事に映像化できるのだろうか。 (Alinax)[投票]
★5観終わった後、素直に「素晴らしい映画を見たなあ」と思える秀作。淡々とした進行ながら、最初から最後(秀逸)まで隙のない作りなので飽きることが無かった。ドラマとしても楽しめ、知的好奇心も満たしてくれる「お得」な作品。 (TM(H19.1加入))[投票]
★5あの体制下で それも党の思想に染まっていたヴィースラーが 「人として」「善い」判断が出来たというのは すごいことだと思う。 [review] (ミルテ)[投票]
★4「耳をそばだてる者」が聴いてしまったソナタが象徴する、芸術の無償さ。どの役も、独特の人間臭さを醸し出していて、長尺にも関わらず、人物を見ているだけでも飽きない。意外にユーモアもあり、それがまた、人間の切ない在り方を浮き立たせる。 [review] (煽尼采)[投票(12)]
★4ホーネッカーが最高議長だった頃の東ドイツ国内を描いた映画 …? ☆3.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(3)]
★4ラストがイイ〜!ラストがいい映画ランキングしたら、かなり上位です。 (abebe)[投票(3)]
★4誰もまったき善き人たりえはしない。しかしそれでも、流れに流されなにも感じない人よりは、自らの良心に従って試練にあう人のほうが幸福なのだ。 [review] (イリューダ)[投票(2)]
★4売女って帰るときの身支度がすごく早いんだよね。 (黒魔羅)[投票(2)]
★4別に「善き人」でもなけりゃ深謀遠慮でもない、ただのモテない盗聴マニア。だから面白い。 [review] (Lostie)[投票(1)]
★4人間一人の人生を簡単に左右してしまう、管理国家の恐ろしさ。 (NAO)[投票(1)]
★4なんという悲劇。これがほんの20年前のことなのだから驚く。 [review] (ドド)[投票(1)]
★4かつて東の優等生と賞賛され、今では西のお荷物と揶揄され姿を消した幻想の国「東ドイツ」。このアイロニカルに満ちた国家の内幕を入れ子構造を通して分子レベルで還元しながら描き、そこから芸術の至高性を提示する。 [review] (山ちゃん)[投票(1)]
★4「行かないでくれ」と懇願した時、戻ってきてくれる女と、「次の客が待ってるのよん」と帰る女。陳腐な表現しか出来ない自分がもどかしいけど、やっぱり愛こそ全て。 [review] (アメリ・プーラン)[投票(1)]
★4この作品、ラストが実に恰好いいのです。[シネマライズ2F/SRD] [review] (Yasu)[投票(1)]
★4殺伐とした時代を描いていながらまろやかで暖かい。マルティナ・ゲデック演じるクリスタの退廃的な色香も、男たちを狂わせる説得力を持つに十分。しかし、ヴィースラーの心変わりはやや唐突のように思えた。彼はあの歳になるまで良書の一冊すら読んだ事がなかったのだろうか。 ()[投票(1)]
★4舞台の年代を1984年にしたのは、やっぱり狙ってのことだろうな。 [review] (甘崎庵)[投票]
★4誰のコメントでも触れていないようなので記す。あの演出家イェルスカは何故自殺したのだろう?復帰の望みがあると言われていたのに。そして贈り物にあの楽譜を選んだのは何故だろう?彼は誰よりも普通人の感覚をもっていたように思える。彼の事が気にかかって仕方がない。 (KEI)[投票]
★4主人公の無感情っぷりがいい。87/100 (たろ)[投票]
★4良作だが、宣伝に裏切られた感は否めない。政治的ではあるが、より通俗的な娯楽作。 [review] (SUM)[投票]
★4軽薄な大作映画と癖のある作家映画の二極分化にあって、EU発でこのような主流派エンタテイメントが出てくるのは嬉しいことだ。制作規模をハリウッド映画に喩えるならば、スタジオを手堅く儲けさせる中堅娯楽作に相当するだろうが、素材としての東ドイツはやはり自国の映画人によって語られるべきで、そうした作り手の熱意も感じられる秀作である。 (shiono)[投票]
★4ラストシーン、いやラストの台詞の為にある映画。 [review] (CRIMSON)[投票]
★4女優とよろしくやってるイケメン演出家とアパートにデリヘルを呼ぶ孤独なおやぢ(=俺)。壁が崩れて以降、目から汗が止まらなくなる。 [review] (disjunctive)[投票]
★4ラスト、この映画のすべてが語られる。それくらい、本当に最後がよかった。 (あちこ)[投票]
★3この映画を徹頭徹尾「盗聴」の映画として見るなら、問題となるのはやはり盗聴する者と盗聴される者との間の「距離感」の演出だ。 [review] (3819695)[投票(5)]
★3いびつな社会体制がもたらす苦悩は理解出来るし、手堅い脚本なんだろうけど、こりゃ映画的には並だ。薄っぺらい安直な映像には目を覆わんばかり。残念。 (_ro_ro_)[投票(2)]
★3煙草の煙の滞り具合や終始示される曇天。体制の象徴化としてはなんという凡庸さか。この映画を会話劇として観ることをやめると、予想外の貧相さに気が萎える。万巻の書物の寄せ集めで一編書きあがった秀才の論文という印象がぬぐえない。 (ジェリー)[投票(1)]
★3テーマや作品背景は面白いし、まっとうで手堅い脚本だし、役者もいい。だが、肝心の主人公の心情変化を感じられなかった。それを感じられないと退屈なだけで終わってしまう。 [review] (agulii)[投票]
★3ところどころ冴えていても全体的には凡庸。ラストが良いだけに惜しい。 (赤い戦車)[投票]
★3最期の12日間』もそうだけれど、壁が崩壊した後の独映画は、『天使の詩』の頃に比べて、なんとも口調がもにょもにょしている。異質なものを混ざり合わせようとしている過程の、力強い迷走。この混沌は、再生たる変容への必然だとも感じる。 (uyo)[投票]
★3芸術が人を変えるという話は本来は好きだ。私自身が感動しにくい体質になってきている。それにしてもこれは苦い映画だ。 [review] (G31)[投票]
★320分であれだけの設置が出切ることに驚いた。情報開示ぶりも凄い。体制が変わったからこそ、こういう映画も撮れるのだろう。2007.8.2 (鵜 白 舞)[投票]
★2描かれている「状況」は非常に興味深いものだし、心打つ美談であることは認めるが、あまりにけれん味が無さすぎる。 [review] (緑雨)[投票(6)]