[コメント] 捨小船(1923/米)
既に長編を製作していた頃の短編(無声短編最終作)。どこかお金が掛かったようなセットには頷ける。ドタバタは少ないが、展開の意外性はキートン節を炸裂させる。なんともドジな航海にしろ、「巧いなぁ」と思わざるを得ない脚本に癒されますね
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ここまでくると「うまい!」「やられた!」と思う。キートン全盛期の長編の良さが集約されたような短編でもある。特に忘れちゃいけないのが、これはロマンス作品だということ。冒頭で振られたことが伏線として存在する。(脳内)航海に出たキートンは、結局生き延びることができなかった。やっぱり最後までドジなのである。彼女なしには生きていけないキートンだと思うわけです。ひょんなことから再会したキートン。今後の2人に期待したいところです。
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