ゾンビ映画としてはかなり頑張ってる。 特に素晴らしいのが監督を始めスタッフがゾンビについて真剣に考えてる事。 ゾンビの演技指導の専門家まで揃えてるくらいの超力作。 内容も人間ドラマにそれなりに頑張ってる。 とはいえ脚本の荒さは低予算だから仕方ない（というより開き直り！？）。 あとグロさについても必要最低限に抑えていてるので安心して楽しめる。 いずれにしてもゾンビ映画としてはかなりいい感じ。 ゲームの映画化としては『バイオハザード』がライバルだが、 バイオはロードショーで大々的に宣言してるが逆にバイオの方が微妙な感じ。 ミラ・ジョヴォヴィッチのエロさだけを売りにしてるような気がする。

設定はかなり矛盾してるが低予算だから仕方ないのかもしれない。 ゾンビに囲まれているのに噛まれないとか、 ゾンビの血を浴びても感染しないとか。 あと今まで静かだったのに急にゾンビの大群が出没して周囲を固められるとか。 他にも数え上げればキリがないが、 とにかく低予算ながらも面白いゾンビ映画を作りたいという熱意は充分に伝わる。