基本この映画ってデジタルだと思う。 人が出会った分かれた家を出た戻って来た入学した卒業した入院した亡くなった。 出来事をそのまんま伝えて普通の映画がやるような感情が云々って微妙なことあんま細かくやんないし、肝心のところを映そうとしない。 一見１か０のデジタルのように単純明快だけど味がない。 でもそれを延々続けると東京タワーから出て来る電磁波にデジタルの配列が徐々に乱され、ただの出来事と出来事の間に１か０かじゃ言い表せないなにか不確かなものが生まれる気がする。 カメラが捉えてない何か、受け取ったよオカン。