『スティル・クレイジー』みたいに過去のメンバーとか出てくるのかと思いきや、一人の没落アイドルに絞って、しかもそれをヒュー・グラントに演じさせるという時点で笑える。ドリュー・バリモアがやや年齢不詳な感じもするが、それも許せる。ただ、アメリカのコメディというより、日本人ウケするアメリカの80年代コメディなテイストまで感じてしまったのは気のせいか。その時代が大好きなのでこういう作品も実は大好きなんだが、冒頭の80年代風ミュージックビデオクリップのあまりの出来の良さにバカウケしてしまって、もう何でも許せる気分になってしまったので、細かいところに関してはどうでもいい。

ああ、久しぶりにドリュー・バリモアが可愛いと思えた。いつ以来か？『炎の少女チャーリー』以来かも。

コーラ役のヘイリー・ベネットはこれがデビュー作のようで。今後が楽しみでもある。