[内容編]

なぜコミカルなアニメではなくリアルなCGを選んだのかが疑問。 （ピクサーがCGを撮らないのも変だが）

レミー目線のジェットコースター的な映像は面白かった。

一番の見所はレミーが司令塔となりネズミの大群が料理する、 そして手持ち無沙汰なリングイニがローラーブレードに乗って、 一人で店内を走り回って接客する。 そして、今まで頼りなかったリングイニの特技がローラーブレードというのは初披露だが、 リングイニのローラーブレードを駆使した接客術は気分爽快。 （その後、リングイニはシェフからウェイターに転向する）

レミーが仕切るネズミの大群の訓練された動きは軍隊も顔負け。

[声優編]

日本語吹替版の佐藤隆太は声優のとしての演技力は棒読みだが、 声質がリングイニの頼りなさに合っていた。

ディズニーらしからぬ有名タレント起用で話題作りというのがないのが珍しかった。 （有名タレントは佐藤隆太のみ）

料理評論家イゴーはドナルド・サザーランドでお馴染み家弓家正。 個人的にはケビン・コスナーやロバート・デ・ニーロでお馴染みの津嘉山正種希望。 この人って厭味なキャラが売りだが決して悪ではないのが魅力。 それを証拠にエンディングではただのグルマーなオヤジになってるし。

女性料理人コレットを演じるは甲斐田裕子。 強気な女性を演じるのは今売り出し中の本田貴子じゃなかったんだ。

小悪党の料理長スキナーを演じるのは浦山迅。 個人的には江原正士か磯部勉の方が合ってる。