[コメント] 荒馬と女(1961/米)
男と女の徹底的、根本的なすれ違いを描いた、元妻(モンロー)に対する絶望の脚本(ミラー)。既にこの映画には「ニューシネマ」の香りがする。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あのラストは本来は、アンハッピーエンドだったはずだ。そんな噂を聞いた事があるのもさる事ながら、話の流れから行ったらそうなるはずだものやっぱり。そう考えると、もう既にこの映画には「ニューシネマ」の香りがする。でも当時はまだ「ハリウッド」から修正を迫られたんじゃないかな?ストーリーの破錠に構わず修正しちゃう監督もアバウトだけど。まあ、監督は、馬追いとロデオのシーンが撮れればそれでご機嫌だったのだろう。ああ、そんなダメ監督でも切れのいいカットのつなぎはやっぱり好き。
高校生以来の再見だったんだけど、「ギド」の存在をすっかり忘れていた。小娘(←ワタシ)に存在を無視されたギド可哀相!あんなに活躍してるのに。クリフトより大きい存在なのに。
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