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[コメント] 母べえ(2007/日)
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★4降る雪の切なさと空襲後を示すセットの驚き、力の入った美術が素晴らしい。しかしそれにも増して本作は台詞の映画だ。淡々とした色調を転覆させるラストの一言の強烈さ。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★4この映画は山田洋次の映画か吉永小百合の映画か?6:4で吉永の勝ちだ!(勝ち負けの問題ではないが―)。戦争中の銃後の物語の映画は本当に少ない。戦地の男たちの話ばかりではなく、もっと々語られるべきだろう。 (KEI)[投票]
★4戦争を見せる映画ではない。戦争を感じさせる映画。これからは、私たちが、戦争を語る側になるのだと知らされる。 [review] (のぶれば)[投票(1)]
★4日本国憲法第19条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。 [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★4映画自体が重苦しくならないように、小さな笑いの要素が散りばめられているが、様々な苦労を背負い込み、妥協せずに生きてきた母が見ていて辛かった。それだけに、 [review] (NAO)[投票]
★3吉永小百合の存在感、浅野忠信の好演、でも、この話は好きになれない。 [review] (ぐるぐる)[投票]
★3一見大人しいが非常に芯の力強い映画。見事。 (赤い戦車)[投票]
★4吉永小百合の最後の台詞に生々しいまでの生を見た。本当に大切な人ってこういうことだ。生きるってそういうことだ。ガツンと響いた。 (ムク)[投票(1)]
★5昭和っていいなぁ。家族っていいなぁ。今の時代よりいいなぁ。『おとうと』を先に観たのでここにも釣瓶が出てきてビックリ! (IN4MATION)[投票]
★4時代は違えど。。。。 [review] (大魔人)[投票]
★4山田洋次節炸裂、吉永小百合の魅力堪能。 [review] (chokobo)[投票]
★4すばらしい反戦映画です。こういう静かなつくりがより一層いたたまれない気持ちにさせる。それにしても浅野忠信は本当に素敵な俳優さんだな。 (あちこ)[投票]
★4重要な登場人物の死に方一つ一つが映画と思えないほどあっさりしている。大所高所の視点を排し抒情をかき立てず、二人の子供の知りうる範囲での叙事に徹した戦術が成功している。靴下の穴のエピソードや、それを伏線に山崎が出征を告げるシーンにつなげる展開はまさに正統的大船調。 (ジェリー)[投票]
★5感情移入度が高かったからこそ、あの運命の展開に泣くしかなかった。97/100 [review] (たろ)[投票(2)]
★4寅さんが二人いる。 [review] (TOMIMORI)[投票(3)]
★4母べえも子供たちも困難な状況に屈することなくよく耐えた。その支えは信ずる父べえの真直ぐな生き様であり、父べえが日常的に培ってきた周辺からの厚い信頼だった。彼のような多くの逸材が戦中に尊い命を奪われたことだろう。 (RED DANCER)[投票]
★5家族を引き裂かれ、しかも言葉にできないその思いに胸がえぐられるようだ。銃を持たないものにとっての戦争を抑えた筆致で描きながら、目が眩むほど鮮烈。 [review] (TM)[投票(2)]
★3中盤以降は、山田洋次のいつもの手堅い演出と、重い題材ながらユーモアを交えていて安心して見れる出来。違和感を薄めるべく登場する檀れい笑福亭鶴瓶らが好演だが、浅野忠信の良さにビックリ。['08.7.10浅草名画座] [review] (直人)[投票(3)]
★3藤沢周平三部作以上に重いテーマを扱った話なのだが、不思議と三部作にあった重厚さを感じることが少なかった。むしろ、穴の開いた靴下だとか笑福亭鶴瓶とかの軽みが本作に一陣の涼風を与えてくれた。 (グラント・リー・バッファロー)[投票]
★4もっと見たい小百合さんがあった。 [review] (プロデューサーX)[投票]
★4大人の戦争映画。この時代の空気を正しく描いた最後の映画になるかもしれない。 [review] (ペペロンチーノ)[投票(7)]
★5抑制された日常演出の隙間から、滲み出すように時折り表れる意思を抑圧された者たちの心情。悲嘆であれ、諦観であれ、居直りであれその思いは爆発することはない。行き場をなくした怒りは、きっと地の底に溜め込まれたマグマのように心の中で蠢き続けているのだ。 [review] (ぽんしゅう)[投票(4)]
★3あら、山田監督、珍しく凡作だなと思った俺はスレてるのか。 (kenichi)[投票]
★2佳代さんのキャスティングについて。 [review] (エツ)[投票(2)]
★5見事だ。ほんと、素晴らしい。映像のどの部分も気持ちが入っていて、無駄が全くない。細部にまで、神経が行き届き、完璧な出来。山田洋次の完熟度の高い秀作であり、見事な反戦映画。 [review] (セント)[投票(6)]
★5父親の不在を補うべく多くの人々が醸す賑わいの至福。そして、人々が順次欠落しゆく喪失のドラマ。劇的誇張皆無な物語を精緻な心象描写で紡ぐ匠の技。今回は表情のクローズアップが内包する画力に撃たれた。吉永の際どさも良い意味でインモラル感がある。 (けにろん)[投票(7)]
★4吉永小百合の演技と山田洋次の演出はどちらも抑えていながらも胸に迫るものがあり、非常に観ていて安心していられる。なかなか近年の邦画にはないんだよね、これが。 [review] (JKF)[投票(1)]
★3あるいは、TVで作られる以外では、このタイプの作品はこれが最後の大作になるのかも知れませんね。それも映画の時代の流れかな? [review] (甘崎庵)[投票(2)]
★5山田洋次が描く戦闘シーンが一切ない、迫真の戦争映画。そして吉永小百合の最後の台詞に、彼の明確な、強烈な自己主張を見た。 [review] (シーチキン)[投票(10)]
★4話としては大したことはない、だがしかし、深刻で悲壮な男どもと泣き虫の子どもたちに対して吉永小百合が見せる微笑みと包容力は圧倒的ですらある。それはもう、単なる「母べえ」を通り越して菩薩様にも思えるほどに。[よみうりホール (試写会)] [review] (Yasu)[投票(1)]
★5「君はもう若くない。美しくもない」やっと立ち位置が自然な、老女へと至る女を演じてくれた吉永を軸に、一つの家庭が戦争の中、温かい目を持って見つめられる。 [review] (水那岐)[投票(9)]