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[コメント] ジェシー・ジェームズの暗殺(2007/米)

ブラッド・ピットの演技が出色、それにかっこいい。本物の無法者、アウトローとしての凄みと怖さを身体中にまとって圧倒的な存在感があった。ただ、彼以外は何だかあまりにもちまちまとした小粒な雰囲気で、だらけた印象がある。
シーチキン

役者のスケールの差がそのまま、ジェシー・ジェイムズとその仲間との差を表現しているとでもいいたいのかと思わせた。

ジェシー・ジェイムズの名前くらいは聞いたことがあるが、せいぜい西部劇で脚色された人物くらいにしか思っていなかったが、どうもそうではなく、当時のアメリカ社会では義賊扱いされて英雄視されていたらしい。

一種の民衆のヒーローともいえる人気があったらしいが、この映画はそういう人物を生々しく描いているし、本物の無法者、アウトローとして描いていた。

劇中、ほとんどが不意打ちか後ろから撃ち殺されている、というのは何だか妙な生々しさがある。無法者、アウトローといったところで所詮は後ろから人を撃つ奴らだと非常に醒めた目線を感じさせる。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ishou[*]

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