「シガニーウィーバーに聞く」で本人がこの映画のラストのシーンについて語ってました。

　「あの場面は本当は全裸だったのよ。リラックスした状態から一転して‘あいつ’がいる！と瞬時に全身の皮膚感覚でキャッチするの。でも映画にするなら色々考えると全裸じゃ無理ということで下着を着けたの。」

・・・とこんな感じのコメントをされてたと思います。うーん、全裸でもＯＫかなぁ、でもそうしたら、宇宙服に手足を通すのを下から撮ったドキッとする緊張感満点のあの名シーンは見れないしなぁ・・

　　他にもアンドロイド（『フィフスエレメント』のすっとぼけたイアン・ホルムも最高！）に殺されそうなった場面や、もう１人の女性乗組員の殺され方や、そうそうエイリアン自体も、微妙（モロ？）にエロチックな・・

　さて映画は、久しぶりに見て感服したんですが、これは密室での心理劇としても秀逸です。ＳＦものやサスペンスものは、時代を経た目で見ると流石に・・というのが多いと思いますが、しっかり応えてくれる名作だと思います。エイリアンの造型は言うまでもありませんが、地球を守るために戦うスーパーウーマン、シガーニー・ウィーバーのキャスティングが一番のような気がします。　03.8.14(木)ＴＶ放映を再見して