[コメント] ノーカントリー(2007/米)
鑑賞後5時間経過しても混乱したまま。名作であり傑作ではあるが、奥深すぎて理解が及ばない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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2009.5.23 『バーン・アフター・リーディング』を見て、面白かったので、勢いで名作の呼び声高い本作『ノー・カントリー』のDVDをオークションで購入。鑑賞した。
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面白いことは間違いない。あまりにもタフな逃亡者と追跡者。それを取り巻く人々に、最後まで傍観者でしかない保安官。
この追跡者たるや、血も涙もない殺人鬼でありながら、意味不明な自分のルールはなんだか確立しているというわからなさだ。
『悪魔のいけにえ』のレザー・フェイスを超える登場人物に初めて会った気がした。
表面的なサスペンスやバイオレンスは十分楽しめた。特に二番目のホテルで逃亡者が発信器を見つけてから、ほうほうの体で逃げ出すまでの緊張感はすさまじく、また、重傷を負いながらも前進することを止めない追跡者の、ゴキブリのような生命力にはターミネーターとプレデターとエイリアンを混ぜたかのような恐怖を感じた。
が、表面的なおもしろさとは裏腹に、この背景に織り込まれた物語の深さが未だに理解できないでいる。間違いなく名作であり傑作なのだが、あまりにも奥が深すぎて、その深部が未だに私の中で理解できないままだ。
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