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[コメント] 書を捨てよ町へ出よう(1971/日)
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★3本作も、タイトルのフレーズが画面や科白として一切出てこない部類の映画だ。ほとんど脈略のないエピソードやイメージを繋げたものだが、一応、主人公の家族と、サッカー部の関連が、若干ストーリー性がある。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4いろんなコラージュは土着を身に纏うのに不思議と引き摺る根っこはなく身軽で、現代に至るまで本邦にこれを超えるものはないように思う。東京キッドブラザーズだけはどうしようもなくトロ臭いが、今となってはこれも味。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★3邪念に満ちたアングラを耐えさせてくれるのは、性欲を隠さない正直さと技術力だと思う。サッカー部の昭和精吾の温情主義が、技術の裏付けのある性欲が徳に近いと教えてくれるのである。 (disjunctive)[投票(1)]
★3全篇にわたりこれでもかと叩きつけ続けられるコンプレックスを起因とした暗渠じみたパワー。60年代の「新しい波」が触れた手を引っ込めた何かを引きずり出して晒すのには前衛の鎧での武装が必要であったのだろう。前にも後にも人無き道を往くのは痛々しい。 (けにろん)[投票]
★4最初に観た時は屑だと思ったんだが、何度も観なおすうちに面白く思えてきた。洗脳されたか? (赤い戦車)[投票]
★3祭りの準備』を経由して『青春の殺人者』に寄り道し、『GO』につながる楽観的な錯覚。 (動物園のクマ)[投票(3)]
★4主人公の言う通り、映画なんて嫌いだ。映画館を出て町へ出よう! [review] (KEI)[投票]
★0精液の匂いがしそう。 (モノリス砥石)[投票(1)]
★2高倉健の借用とか変に俗っぽい部分におもねっていてどうにも生臭い。刺激を感じることはなく、ただただ退屈極まりない。 (グラント・リー・バッファロー)[投票]
★3街頭ゲリラロケをもっと見たい。そういえば今でも新宿三丁目付近の路上でウサギを売っているのだろうか。 (TOMIMORI)[投票]
★4「今時周りの人間を気遣う奴がいるか。皆、自分の事ばっか考えている」というセリフがあるが、都会では30年以上前でも人間関係の希薄さは既に蔓延していたことに驚き、そして妙な安堵感を覚えた。いつの時代も人は孤独とは切っても切れない関係にあるんだろう。 (クワドラAS)[投票]
★3窒息すれすれの青春映画。怨念振り撒き今日も逝く。 (hk)[投票]
★5何も書けないことの愉しみ。人力飛行機で空を飛ぶことを夢想することの愉しみ。それを今私はレビューを書けないという悩みの中で愉しんでいる。 [review] (新町 華終)[投票(3)]
★5母を捨てよ町へ出よう! (ショスタコビッチ)[投票]
★4若い、青い、芋い。けど「そのとおりですが何か?」と開き直られているのだから、参りましたと言うほかない。 (バーンズ)[投票(1)]
★4フライト’71〜。 [review] (町田)[投票(10)]
★4パワフルで刺激的な映像の連発で、すごい引き込まれた。言いたい事が掴めなくても退屈はしない。十分面白かったけど、もっと見せて欲しい、もっと喋って欲しい、もっと突っ走って欲しい、とも思った。 (Ryu-Zen)[投票]
★4寺山修司には、1日1冊本を読んだとか、昼食も意図的に毎日違うメニューを選んだ…なんて逸話がある。そんな寺山シェフが、知識・官能・青春・劣等感・マザコン・都電(東京)・怒り・うさぎを食材にごった煮スープを作りました。うーん、美味。 (Linus)[投票(2)]
★5固定概念に捕らわれず、魅せ方がじつに凝っていて面白い。青年の主張を思わせる様なドキュメントタッチ、シーンに備わった音楽センス、「今の時代は・・・」と語らんばかりのタイムカプセル想定、映画の幅を広げ、可能性に富んだ出来栄えに感動しました。 (かっきー)[投票]
★5イントロで既にヤラレタ。だって真っ暗だし。津軽弁だし。悪意たっぷり。まさにタイトル通り。出来も若いが気持ちも若い。もはや居ないが将来性に5点(なんのこっちゃ)。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票(1)]
★3この頃は「反体制であること」がステイタスだった。後の寺山の短編実験映画に比べると思い入ればかりが目立ってクオリティはやけに低いが、その思い入れも圧縮されればときに『田園に死す』等の傑作を生むのだから怖い。しかし彼はやはり舞台の人だったと思う。 [review] (tkcrows)[投票(1)]
★3不覚にも寝てしまった。晴れた日、屋外で散髪してもらいたいなー。 (靴下)[投票]
★4すでに最初から自分を表現する術を持ち合わせた男の「決意表明書」。 (ALPACA)[投票(5)]
★4現代なら、コンピュータを捨てよ、といったところか。 [review] (SAYONARA)[投票(2)]
★430余年を経て再見しても、その真摯な挑発は変わっていなかった。無名であるからこそ、自ら行動しなければ何も起こりえないという明解な信実。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4映画が好きだとか何とか言う前に見ないと。必ずドキッとするから。 [review] (minoru)[投票(1)]
★3もしもあのラストシーンがなかったら、打ちのめされて立ちあがれなかったと思う。 (kazby)[投票(1)]
★4やばい、脳味噌になんか焼き付けられたぞ。 (muffler&silencer[消音装置])[投票]
★4ウサギのまねをしてやるところが好き。あと音楽。 (nsx)[投票]
★4主人公のモドカシイ気持ちがシンクロして、やるせない気持ちが残りました。 (秦野さくら)[投票]
★5翼をもがれたフェリーニとの印象。アナーキー、独創的、詩的なことこの上なし。 (いくけん)[投票(6)]
★5長年の競馬ファンとして寺山修司を尊敬しておりました。実は映画としての寺山修司はこれしか知りません。でも、十分芸術の領域に突入できる映画ではないでしょうか。 (chokobo)[投票]
★5どういう心傷を負ったらこんな映画撮れるんだろう?音楽のセンスが素晴らしい!(のか?) (Cadetsファン改めジンガリーLove)[投票(4)]
★3猥雑で攻撃的だ。60年代末期の感じは良くでていた。懐かしいやら恥ずかしいやら。 (ぱーこ)[投票]
★3佐々木英明の東北弁だけがやたら脳裏にこびりつく。 (minus-zero)[投票(2)]
★3ラストショットの二人寄り添う美輪と寺山が一番衝撃的だった。 (ヤマカン)[投票(1)]