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[コメント] 少林少女(2008/日)

観れば分かる。ヒドい。★1.9点。
死ぬまでシネマ

全く良い所が無ければ★0点なのだが、そういう訳では無い。所が「ここは良かったのだが」等とフォローする気も失せる程ヒドい部分が多過ぎる。

少林サッカー』の系譜を気取っておいて、功夫映画としては戦いの描写のスピード感はゼロ、技で魅せる事も無く最悪。まぁ『少林サッカー』自体が功夫映画としては駄目なのだが、周 星馳が敢えてそうしている意味が全く解ってない。

少林サッカー』では奇天烈なメンバーの個性を表現出来ていたのに、この作品では柴咲コウばかりを前面に出して、中華屋の連中もラクロス部の連中も扱いが壊滅的だった。どれが満島ひかりか目で追う位しかやる事がない有様はヒドい。サッカー部員でも『少林サッカー』に激怒する人間は多くは無いだろうが、俺がラクロス部員ならこの映画にはキレてるだろう。元のユニフォームの方がエロかわゆいのも制作者の正気を疑う。

そして肝腎の柴咲が何の叫びも想いも無い脳味噌ゼロ子なのが決定的。これは役者の責任でもあるのだろうが、せめて功夫愛を少しでも出して欲しかった。

(評価:★2)

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