[コメント] サボタージュ(1936/英)
観客の心理を誘導するヒッチコックの技はここでもすこぶる効いている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画のクライマックスは、やはりバス爆破シーンとオスカー・ホモルカ殺害シーンだろうが、私が最も驚いたのは、ホモルカと対峙したシルヴィア・シドニーがナイフを手に取る、その速度感だ。まさに目にも止まらぬ速さでナイフを掴み取る。「物を持つ」ことがいかに映画的な所作であるかを思い知らされる。
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