[コメント] シューテム・アップ(2007/米)
人参食って訳も分からずエンジン全開。お前は馬か!というツッコミをモノともしない暴走が苦にならないのは、ネタの展開が超速で温度が的確なだけでなく、全ての冗談を負って立つオーウェンの真顔が完璧にクールでセクシーだから。冗談はこうでなければならない。ラグビーボールよろしく赤ん坊を抱えて暴風のアスレチックを駆け抜けるマジ顔に痺れた。超スポーティ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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初めは「馬」だと思ったが「ウサギ」らしい。それはそれとして、『トゥモローワールド』のマジなオーウェンに惚れた自分としては、初っ端の出産シーンから笑いが止まらなくなってしまい、続けざまの『ブレードランナー』的屋上ジャンプに到って「こいつは真打ちだ」と思った。オーウェンは間違いなく冗談のわかる男だ。
この手の冗談は、それを放つ側が「どう?面白いでしょ?オラオラ」とドヤ顔で問いかけてくる間があるとどうしても白けてしまうのだが、そういった真空的な間が一切ない。全編冗談で、すんごく饒舌。完全にB級化したベルッチにも役者根性を見た。つーか、このベルッチは結構可愛い。
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