話の筋としては非常にわかり易く、「やべぇ！　消防活動に来て見たらビルにゾンビいるじゃねーか！　あ！　でれねぇ！　つか、ゾンビだから増えるし、にげねぇと！　あ、でれねぇ！！」と、言った具合で実の所目新しさは少ない。 しかし、このビルが存外に狭く、縦に長い構造であることから映像的な閉塞感やイベント発生方法など良く練られている。 また、基本リアルタイムに近い時間軸で進む事やハンディでの撮影もあって、その場に居るという体験型映画の鉄則に基づいた実にいい臨場感、いい映画体験をさせてくれる。