コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ガンマー第3号 宇宙大作戦(1969/日=米)

こんな映画だったか!?
torinoshield

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







幼星ゴラス』『アンドロメダ…』のネタバレあり

小学1年の時、学校の体育館で見た(はずだ)。ここら辺の記憶は怪しくもしかしたら小2の夏だったかもしれない。そのどちらにしてもイメージに強烈に残ったのは宇宙服に染み付いた緑色の生物、宇宙ステーションの落下だ。

自分の記憶はこれしかないのだから勝手にオチを想像してた。宇宙服に付着した緑色の生物は宇宙ステーションの落下(と焼失)に耐え地球に到達する。さて、その後は!?

と、思っていて(あらすじで)勘違いして『アンドロメダ…』まで借りた。話は変わるが見事に続きになってませんかね?(こういうの好きな人は両方見ていると思うので)

もう一つ言っておくとこの映画を探すために『幼星ゴラス』まで借りた。思うのだが『幼星ゴラス』→『ガンマ3号』→『アンドロメダ…』の3連続で鑑賞会を是非したい・・・と思う。これって完全な連続映画になりえるでしょう。(無理をすれば『アンドロメダ…』の後に『アウトブレイク』でもいいが)

さて短いながらも本編の批評をしよう。まずは地球と彗星の衝突回避という映画一本作れそうなネタ(実際作ったのもあるし)を「アッ」という間に解決して(究極は「何故地球に向かっているのでしょう」「そんな事はどうでもいいんだ」だろうか)宇宙ステーションの人事の揉め事である。地球の危機<宇宙ステーションの指揮権、という強引さが深作の魅力である。常識人には出来ない。そしてその非常識に則った宇宙人・・・(昨日風呂に入ってガラスの曇りを拭いた時例の宇宙人の声が響き渡った。これか)。想像を絶する宇宙人だ。なにせどんどん増える。理性もなにもあったもんじゃない。この問答無用さが凄い。そして解決方法も又豪快である。宇宙ステーションを落として焼失させるのだが考えてみればそのまま放置でもいいじゃないか。どうせ餌は無くなってまた小さくなるし。しかも地球に落下してきたら燃えるし。

とは言えこの映画の誰かがこう言うに違いない「そんな事はどうでもいいんだ!」

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)荒馬大介[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。