[コメント] カンフー・パンダ(2008/米)
笑いとアクションの割合が程よい感じ。時折挿入されるスローモーションを使った笑いがツボにハマり、今夏一番に推したい映画に急上昇。デブネタはある意味ズルい(笑)!ポーと老子の小龍包を巡るお箸の攻防がナイスでした。(2008.7/18試写会レヴュー)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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テーマは「自分を信じろ!」
タイ・ロンが狙う龍の巻物の中身もこのテーマに沿ったもの。
その伏線ともなっているのが、冒頭、ポーに話す父親のラーメン店でのセリフ。
「秘密の隠し味が入っただし汁の秘密の隠し味をお前に教える日が来たようだ」
この時、ポーはまだ自分が本当になりたいものが、カンフーの達人なのか、ラーメン店主なのかはっきりしてなかったから、軽く流されちゃうセリフなんだけど、本編開始早々からの伏線に、みんなも納得しやすい脚本はいたってアニメ向き。
だってわかり易くなくっちゃ、面白くないんだもん。
最初はポーに辛くあたるマスターファイブの面々も、へこたれず投げ出さず逃げ出さないポーを次第に仲間と認め出す。もちろん、老子も。
特訓の見せ方も、宿敵タイ・ランとの決闘も、本物のカンフー映画に見劣りしない構成で、アニメと知りつつ手に汗握ってしまいます。
実は、悪役のタイ・ロンにも悲しい過去があって、最後の最後には憎めない存在に。。。
だから、見終わった後もハートウォーミングな感じが残って満足感が高かったです。
字幕版も豪華な顔ぶれの声優キャストだけど、吹替え版もなかなか。木村佳乃やMEGUMIら女性陣の頑張りもさることながら、山口達也と笹野高史の師弟コンビもなかなかでした。
2008.7/18試写会レヴュー
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