昭和45年の小学生男子が、ランニングにパンツ一丁という格好で遊びに出かけ、車がほとんど走ってない舗装されてない商店街を、裸足で駆け抜ける。

私は世代が違うから断言できないが、昭和45年の東京ってこんなだったっけ？地域によっては草で編んだ秘密基地が作れるような場所はあっただろうし家にテレビが無い家庭もあっただろうけど、こんな古くはなかったような。商店街ということは街の中心部だろう、普通にアスファルトで舗装されてて車がガンガン走っててビルだって建ってたよな。この光景が昭和30年代と言われたらそうだろうなと思うけど、これが昭和45年の東京には見えない。

演出が「いかにも昭和の少年」というアイコンにこだわりすぎて、昭和を古臭く描きすぎじゃないか？