[コメント] 見知らぬ乗客(1951/米)
明と暗の強烈なコントラストが全編に横溢する。これはヒッチコック流フィルム・ノワールか。オープニングの「靴」。遊園地の「影」。踊り場に佇む「犬」。シャープな映像表現は現在でも全く古びていない。
テニスの試合とロバート・ウォーカーの行動がクロスカッティングされる有名な場面。後から冷静に考えればストレート負けすりゃいい話である。しかし鑑賞中は、何としても勝たなければいけないという気分にさせられてしまう。まさにヒッチの独壇場だ。
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