[コメント] ザ・ムーン(2007/米=英)
ドキュメンタリーゆえ低めに採点したが、私のようなアポロ11号の月面着陸を生で見た世代はもちろんこと、アポロ世代じゃない下の世代にも観て欲しい。人類が月に降り立ったという史実を実感して欲しい。
この映画を観る前に『ライトスタッフ』を事前に観ておくといいだろう。また、立花隆氏の「宇宙からの帰還」を読んでおくと、月に行った宇宙飛行士とスペースシャトルの宇宙飛行士に与えた影響の違いがよく分かり、この映画の理解度も深まるだろう。
ところで、アポロ計画は、すべてアメリカによる陰謀で、実際には月面着陸などなかったのだというトンデモ説があるのだが、そんなトンデモ説を信じている人たちにも是非観て欲しい。
なお、この映画は子供映画じゃないことは明らかなのに、9割がたが子連れ。子供には退屈で相当辛かったようで、じたばたしてる子供達多数。私が鑑賞した1月25日は、「ザ・ムーン・サンデー」と称して大人1000円、子供500円で観られる日だったせいもあるだろうが、この映画を子供に見せても無理。宇宙飛行士達のメッセージなんて伝わらない。飽きた子供に後ろから席を蹴られまくっていたく迷惑した。
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