[コメント] ディファイアンス(2008/米)
統べる者・トゥヴィア。闘う者・ズシュ。結婚して成長を遂げ、時に逡巡する兄を補佐するアザエル。幼いアロン。ヴィエルスキ兄弟が守ったのは1200人の命だけじゃない。初めて抵抗するユダヤ人の物語を見た気がした。こんなユダヤ人たちもいましたよ、的な記録として見て損はない作品だった。しっかし、酒だけはいつも豊富にある不思議w
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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「たとえ獣のように狩られても、決して獣になってはいけない」
統べるもの・トゥヴィアが集団で生きる皆に言って聞かせる場面がある。
ただ、捕まえたドイツ兵に対して集団でリンチを仕掛けるユダヤ人たちを制止する術は持たなかった。そのシーンが残酷に感じた。
守る者と闘う者。トゥヴィアとの意見の違いから数名の仲間とズシュは森を出る。
その仲間も警察の無線機を破壊し、ペニシリンを持ち帰る作戦でかなりの者が命を落とす。
なのに、ラストでドイツの戦車歩兵団の後方から現れたズシュ率いるユダヤ人の数がどう見ても増えていることに違和感を覚えたが、これは映画的な演出だろう。
こんなユダヤ人たちもいましたよ、的な記録として見て損はない映画だった。
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