[コメント] チェンジリング(2008/米)
アンジェリーナ・ジョリーの表情に圧倒されてしまった。こってりとしたドギツイ不幸がその面に集約されてるって感じで…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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正直、アンジェリーナ・ジョリーは好きではなかった。だいたい顔のパーツがでかすぎる。目・鼻・口の一つ一つが主張しすぎていて、一度見たら忘れられない。夢に出てきたら、おおきく裂けた口で頭から食われそうな勢い。そこまでいうと失礼だけど。
でも、そのハデハデな顔がしわくちゃになると、意外にもそれだけで絵になってしまう。見ているだけで居たたまれなくなってしまう。なぜだかしらないが、この発見はある意味すごい。イーストウッドの女を見る眼は、やはり凡人とは違うのだろうか。
ストーリーは結構きつい。可愛い盛りの子供が、何人も殺される、しかも凶器が原始的な鍬なんて使っていたものだから、殺し方がシンプルで容赦ない。これは、きつかった。あと、処刑で首つりシーンがあるけど、あんな風に正面から誤魔化しなしで撮ったシーンを見たのは初めてかもしれない。
だけど、全体にはどことなく安堵感を感じた。とんでもない悪い奴がいて、でも良い奴もたくさんいて。ある意味でバランスが取れている。夫がいないからこそ、強い母が生まれたように。
そして、時代は変わってしまったことをおもった。
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