ミッキー・ロークとロバート・デニーロという二大スターの競演。これだけでも観る価値ありますが、雰囲気もゴシック調に溢れていて、おどろおどろしい雰囲気が良いです。

　この作品はかつて映画化しようとしたことがあったそうですが、スタッフが原因不明の死をむかえ、オクラ入りになっていたとか。「ポルター・ガイスト」や「四谷怪談」を地でいっていたらしい。

　細かい所だと、ゆで卵を大口開けて食べるルイとか（しかも丁寧に殻剥くんですよね）、最後の号泣するハリー。そして無機質なエレベーターの降りるところとか、見どころはたくさんあります。ルイ・サイファの名前の引っかけも楽しいところ。

　しかし、このタイトルはちょっと間違ってる。話の流れからは、Angel's Heartが正しいです。