[コメント] アンティーク 西洋骨董洋菓子店(2008/韓国)
2時間に男4人の女性向け漫画の世界をすっきりと映画化。男どもがよい。ゲイねたもいい感じに織り込んで劇場の反応も上々でよいよい。
原作未見だが、キャラクターとストーリーの良さは原作に追っているようだ。いい原作を手に入れてラッキーミン・ギュドン。しかし、二時間に収める脚色は見事。
男性監督らしい演出というのは否定できないが、ミン・ギュドンの女性目線は決して的外れではない。台詞の掛け合いでちゃんと日本の劇場の女性が笑う。韓国映画で粋な描写で日本の一般劇場でこれだけちゃんと笑わせた作品はそう何本もなかった。
主演の男たちはいい男ばかりだ。原作という枠がありながら役者として、絵面としてちゃんと成り立っている。そして、「男女の恋愛」がほぼ、ない。この映画がある意味典型的な韓流的映画でありながら、それに留まっていない点はそこだ。
スイーツも、ビューティフル。主人公の抱えた背景もビューティフル。
まぁ飛び抜けた演出じゃあないけど、ケーキ食べたくなった。
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